起こる確率が低いことを心配している場合は、起こる確率が低いのだから、たいていの場合は「落とし穴はないと思って歩いたら、落とし穴に落ちなかった」ということになるのである。
「落ちない」と思って歩いたら、落ちなかった。「だから、思霊理論は正しい」ということにはならない。落ちなかったのは事実だけど、思霊理論は正しくない。
「暗いことを考えなかったら、暗いことが起こらなかった」というケースだから、思霊理論が正しいように思うかもしれないけど、正しくない。なんで、これがわからないのかということが、わからない。一〇〇%詐欺についてずっと、説明してきたので、もう、省略する。
実際に、落とし穴に落ちなかったのは、落とし穴がなかったからだ。あるいは、落とし穴の上を通らなかったからだ。あるいは、落とし穴があるところに、足を踏み入れなかったからだ。
まず、そこに落とし穴がある確率が低いのであれば、たいていの場合は、落とし穴に落ちない。これは、条件によってちがうんだよ。条件のちがいを無視するわけにはいかないだろ。どうして、これがわからないのか、ぜんぜんわからない。
起こる確率が高いことを心配している場合は、起こる確率が高いのだから、たいていの場合は、「落とし穴があると思って歩いたら、落とし穴に落ちた」ということになるのである。
「落ちる」と思って歩いていたら、落ちた。「だから、思霊理論は正しい」といこうことにはならないの。落ちたのは事実だけど、思霊理論は正しくない。
「暗いことを考えたら、暗いことが起こった」というケースだから、思霊理論が正しいように思うかもしれないけど、正しくない。なんで、これがわからないのかということが、わからない。一〇〇%詐欺についてずっと、説明してきたので、もう、省略する。