2025年1月6日月曜日

「うまく言うこともできないダメなやつ」というレッテルをはる

ライフハックのような方法でどうにかなるということになっていると、条件が悪い人の条件が、無視されるのである。あるいは、極端に軽視される。影響をあたえないことになってしまうのである。影響がないことになってしまうのである。

けど、実際には、影響がある。まず、影響を認めるべきなのだ。ところが、影響を無視して 「言えば、言ったことが現実化するから言えばいい」とか「思えば、思ったことが現実化するから思えばいい」とかと説明するわけだ。

これは、いい行為か、悪い行為かと言えば、悪い行為だ。

条件が悪い人は、条件が悪いので、失敗する。いいことにならない。空振りの数が増えるだけなのである。そのぶん、よけいにくるしくなる。

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相手が、それをここみたあと失敗すれば、「言い方が悪かったんだ」「思い方が悪かったんだ」と試みた相手に対して、ダメ出しをする。

「言えば、言ったことが現実化する」のだから、言い方は関係がない。「思えば、思ったことが現実化するのだから、思い方は関係がない。自分が言ったこと……自分の主張がまちがっていたということを認めないのである。

「言えば、言ったことが現実化する」と(言霊主義者が)言うので、(自分も)言ってみた。けど、言ったことが現実化しなかった。

それなら、言ったことが現実化しなかったということなのである。

言い方にかかわらず、言えば、言ったことが現実化するはずなのである。どうしてかというと、「言えば」という条件のなかには「言い方」が含まれてないからだ。

おなじことが「思えば、思ったことが実現化する」ということにも成り立つ。「思う」という条件のなかには「思い方」なんて含まれていない。

結果的には、条件が悪い人に対して、「ダメ出しをする」ことに成功する。条件が悪い人は、たいへん高い確率で「言い方が悪い人」「思い方が悪い人」になるのである。

言い方が悪い人は「うまく言えない人」ということになって、ダメな属性を付与することになるのである。思い方が悪い人は「うまく思えない人」ということになって、ダメな属性を付与することになるのである。

条件が悪い人に、無理なことを言って、だめに人間にしたてあげるのである。

「うまく言うこともできないダメなやつ」「うまく思うこともできないようなダメなやつ」というレッテルをはる。

もともと、悪い条件を認めないというところから出発するのである。悪い条件が、できない状態を作り出しているのに、悪い条件をガン無視するのである。そして、「こうすればよくなる」とアホなこと・無理なことを言い出す。

アホなこと・無理なことを相手がやったとする。相手は悪い条件によって、できない状態になっているので、成功しない。相手が悪い条件について語れば「そんなのは、いいわけだ」と言うことになっているのである。

最初から決まっているのである。

「言い方が悪い」「そんなのはいいわけだ」と言うことになっている。「思い方が悪い」「そんなのはいいわけだ」と言うことになっているのである。相手がほんとうの理由……悪い条件について語ると、「そんなのはいいわけだ」と返すことに決めているのである。

「そんなのは、関係がない」「そんなのは、いいわけだ」と言うことになっている。

相手の「悪い条件」を無視するということは、本当の原因を無視するということなのである。

「そんなのは、関係がない」「そんなのは、いいわけだ」と言われて、いい気分になるかと言うと、いい気分にならない。

「社会を明るくする」とか「人を助けたい」と言って、 「言えば、言ったことが現実化する」とか「思えば、思ったことが現実化する」とかと言うわけだけど、そのぶん、社会が明るくなったかということや、そのぶん人を助けることができたかということが、問題になる。

「そんなのは、関係がない」「言い方が悪い」「思い方が悪い」「そんなのは、いいわけだ」と言って、相手の気分をめちゃくちゃにしているだけではないか。ぜんぜん、助けになってない。そんなことを、社会のあらゆるところで繰り返しても、ぜんぜん社会が明るくならない。むしろ、暗くなる。

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 「言えば、言ったことが現実化する」とか「思えば、思ったことが現実化する」とかいうことについて、話してきたけど、ライフハックのほとんどすべてが、これとおなじ結果になる。詐欺部分・トリック部分があるので、言っているやつは、気分がいいのだけど、言われたほうは気分が悪い。

どうしてかと言うと、詐欺的な理論を展開するやつは、一番重要な条件を無視しているからだ。

悪い条件を無視して「こうすればいい」ということを言っている。「こうすればいい」と言っているほうは、その悪い条件がなく、悪い出来事が発生してないのである。ただ、それだけ。

ところが、これを自分の実力だと思っているのである。そして、「自分には言ったことを現実化する力がある」「自分には思ったことを現実化する力がある」と本気で思っているから、相手に対して、無礼なことをしても、無礼なことをしたということに気がつかない。

自分にはチカラがあるからオッケーで、相手には、チカラがないように見えるから、「いい方法を教えてあげる」のである。

ところが、自分には「自分には言ったことを現実化する力がある」「自分には思ったことを現実化する力がある」と本気で思っている場合も、そんな力(ちから)をもっていないのである。本人はもっていない。

単なる勘違い。

単なる妄想。

もっているような気分になっているけど、もってない。

だから、本人は、自分の現実的な問題に関しては、言霊の力をつかって問題を解決しようとしたり、思霊の力をつかって問題を解決しようとしたりしないのである。

ようするに、おいしいラーメンが食べたいときは、おいしいラーメンを提供している店に行ったり、おいしいと思っているインスタントラーメンを自分で作るという現実的な方法を採用している。

以降、言霊について説明するけど、思霊にもおなじことが成り立っている。

「おいしいラーメンが、目の前に出現する」と言って、おいしいラーメンを食べるわけではないのである。言ったことが現実化するなら、「おいしいラーメンが、目の前に出現する」と言えば、出現するはずなのである。

時間制限をつけてはいけないというルールはないので……つまり条件がないので……「三秒以内に、おいしいラーメンが、目の前に出現する」と言えば、三秒以内においしいラーメンが目の前に出現するのである。

もし、言霊理論が正しければそうなるのである。

ところが、実際にはそんなことはない。

言霊主義者は「三秒以内に、おいしいラーメンが、目の前に出現すると言っても、三秒以内においしいラーメンが目の前に出現しない」ということを無視しているのである。

ガン無視。

そして、自分ならできると、言い張るのである。

どうしてこういう矛盾した態度が成り立つかと言うと、それは、言霊理論が、幼児的万能感に根差したものだからなのである。ようするに、矛盾なんて感じないようになっているのである。

普段の現実的な問題に関しては、言霊による解決方法は無意味だということを知っているから、現実的な解決方法を(ごく自然に)採用するのである。

けど、その場合も、「自分は言霊の力(ちからをつかえる」という認識と「現実的な問題に関しては現実的な問題解決方法を採用している」ということが、矛盾しないようになっているのである。

どうしてかというと、現実的な問題解決方法を採用しているときは、「言霊の力(ちから)」をガン無視するからだ。

こんどは、「言霊の力(ちから)」をガン無視することで、矛盾を感じないようにしているのである。

言霊には力(ちから)があると確信しているときは、現実の条件をガン無視して、現実的な問題解決をするときには、言霊の力(ちから)をガン無視するのである。

たぶん、これも、無意識的な選択と、無意識的な無視が成立しているからできることなのだと思う。

言霊思考をしない場合と、言霊思考をする場合について、わけると、言霊思考をする場合は、自分の夢や希望に関することであって、解決の必要性がその場面ではないことにかぎられるのではないかと思う。

ようするに、すぐに解決したい場合は、現実的な問題解決法を採用して、時間的に余裕がある自分にとってプラス向きの夢や希望に関しては、言霊思考を採用するのである。

「いつか、かなう」と思って生きているのである。

もちろん、言霊の力がそれほど強烈なのであれば、そして、言霊の力が実際に存在しているのであれば、「いつか、かなう」などと悠長なことを言ってないで、その場で、言霊の力(ちから)を使って解決するはずなのである。

ところが、言霊主義者も、実際には、言霊の力(ちから)なんて信じていないので、現実的な場面では、現実的な解決方法を採用するのである。問題なのは、言霊の力(ちから)を信じていないということに関して、言霊主義者が、無頓着なことだ。

無頓着と言ったけど、矛盾は(無意識的に)無視しているのである。

もしかりに、現実的な場面で、言霊的な解決方法を採用した場合、「言霊なんてない」ということに気がつくからだ。

気がついてしまうので、無意識的に、気がつかないように、言霊的な解決方法が、現実的な場面では、採用されないのである。

どれだけ、「三秒以内に、おいしいラーメンが、目の前に出現する」と言ったって、言っただけで、言霊の力によって「三秒以内に、おいしいラーメンが、目の前に出現する」ということはない。どうしてかというと、言霊にはそんな力がないからだ。三秒以内に、おいしいラーメンが、目の前に出現する」という言葉に、言霊が宿っていて、その言霊力によって、三秒以内に、おいしいラーメンが、目の前に出現するなんてことはない。たとえば、これも現実的ではないけど、三秒以内においしいラーメンを出すラーメン屋があったとしよう。その場合は、「おいしいラーメンをおねがいします」などと言えば、三秒以内においしいラーメンが出てくる。まあ、三秒じゃなくて三〇分以内なら、現実的だろう。

「三〇分以内においしいラーメンを出すラーメン屋に行って『おいしいラーメンをおねがいします』と言ったら、三〇分以内に、おいしいラーメンが出てきた。だから、言霊は存在する。言霊には力がある」と言っているのが、言霊主義者だ。ここにも、トリックがある。けど、「言ったから、こうなった」「言ったことが現実化した」「これが言霊の証明だ」と粋がっているのが、言霊主義者なのである。けど、そんな言霊主義者も、三〇分以内においしいラーメンを出すラーメン屋に行かずに、自分の部屋で、「自分の机の上に三〇分以内に、おいしいラーメンが出現する」と言って、おいしいラーメンを出現さることができるかというと、できない。言っておくけど、言っただけだからね。自分で台所に行って三〇分以内につくるというようなことは、なしだからね。それじゃ、言霊の力で、「ラーメンを目の前に出現させた」ことにならない。超自然的な言霊の力で出現させなければ意味がない。超自然的と書いたけど超物理的でもおなじだ。

毒チンについて参考となるサイト
https://note.com/akaihiguma/
https://ameblo.jp/sunamerio/

ワクチンをうけてしまった人は、なるべくはやく、イベル〇クチンや5-ALAやN-アセチルグルコサミンなどを飲んで解毒したほうがいいと思う。ニセモノのイベル〇クチンには気をつけください。味噌汁、納豆、甘酒、緑茶、みかん、バナナなど、なじみの食品も食べたほうがいい。味噌汁は、減塩ではなくて、従来の製法で作ったものがいい。麹味噌とかいいんじゃないかな。緑茶はペットボトルのものは、酸化防止剤が入っているのでよくない。ちゃんとお茶を淹れて飲んだほうがいい。

わかっていただけるかたに感謝しております。ありがとう~~ございます~~

自分の身のまわりを良い言葉で満たしたい人は、是非そうしてください~
人に優しい言葉をかけたい人は、是非そうしてください。
自分の思いは現実化すると信じている人は是非信じて、現実化してください
(ぼくが)こういうことを否定しているととらえている人がいるみたいだけど、ぼくが言っていることはそういうことじゃない。●●ではない人のことをもっと考えましょうということです。思いやりがあるのとないのはちがう。全体思考だと、かならず、こぼれる人が出てくる。こぼれる人に対する配慮は、事前に考えておくべきことだということを言いたいのです。それから、ぼくにとって「言霊」というのは、議論の対象、考察の対象であって、信仰の対象ではありません。なので、「言霊について議論しましょう」と言っているわけで、「言霊を信仰するな」と言っているわけではないのです。ここらへんの違いについて注目してください。刮目。刮目。


●ヘビメタ騒音というのは

ヘビメタ騒音というのは、ヘビーメタル騒音という意味です。ヘビーメタルというのは、甲高い金属音と重低音が特徴となるロックの一種です。
兄がヘビーメタルにこって、一日中、どでかい音で鳴らすようになったというのが、僕が引きこもらざるを得なかった直接の理由です。本当は、ヘビメタ騒音のことは書かずに、一般論だけを書くつもりでしたが、そういうわけにもいかず、いろいろなところで、ヘビメタ騒音の話が出てきます。


あの生活はない。この人生はない。
時間は無限ではなかった。とくに若いときの時間は。

俺の小説には思想的な意味がある。俺の小説には心理学的な意味がある。だれも語りえなかったことについて、語る

日付のない日記型小説(散文)・手記的な小説・究極のネガティブ苦悩爆発文学 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10ともほぼ同じことが書いてあるので、人間界の苦悩について興味がない人は読まないでください!!!!!

「騒音生活」「騒音生活が与える性格・人生への影響」「言いがたい家族」「困った人間の心理」「変な頑固さ」「平気で嘘をつく人(嘘を言っているのに嘘を言っているつもりがない人)」「自分勝手な脳内変換」「どれだけ言ってもなにも伝わらない人の心理的なしくみ・態度・おいたち」について興味がない人は読まないでください!!!

各巻は同じ主題を扱ったバリエーション(変奏曲)のようなものだと思ってください。

ぼくはまけない

「地下室の手記」ならぬ「騒音室の手記」だから、手記的な小説です。普通の主人公や脇役がいっぱい出てくる小説を期待している人は、読まないほうがいいです。そういう小説ではありません。

サイコパスが含まれるタイトルに関しては本当は納得してない。あんまり好きじゃない。けど、ある単語を使うと出版自体があやういので、しかたがなく、サイコパスという単語を使っている。サイコパスとつければ受けるとでも思ったのか?というような感想を持つ人もいるかもしれないけど、そういうことではない。

認識がズレている親にやられたこどもが住んでいる世界というのはちがう。



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「公開バージョン」はもとのバージョンの一部を文脈に関係なく削除したものなので、段落と段落のつながりがおかしい場合があります。(少し不自然な場合があります)。ご了承ください。

死にたいというのは、より良く生きたいということです。ぼくが「死にたい」と書いた場合、「より良く生きたい」と言っているのだなと、読み替えてください。心配にはおよびません。

過去に戻って、きちがいヘビメタ騒音なしでやり直したい。設定を変えてやり直したい。

用語解説:ヘビメタというのは、ヘビーメタルという音楽の分野を表す略語です。甲高い金属音と、超重低音が特徴となるクソうるさい音楽です。僕からみると、とても「音楽」と呼べるようなものではありません。本当に、特撮に出てくる「音」攻撃系の、音波です。あれはひどい。