今日、見た夢は、そんなに悪い夢じゃなかったんだけど、そのあと、俺のことを研究者だと思った、研究者の人との、やりとりを思い出して暗い気持ちになった。ヘビメタ騒音さえなければ、こんな、思いをしなくてすんだ。そして、研究者の人には悪いことをしてしまったなぁと思うところもあった。ヘビメタ騒音のことを説明したくなかった。研究者じゃないところを説明するとなると、そこのところを説明しなければならなくなる。それが、いやだった。
アーサー・ケストラーの『機械の中の幽霊』という本の、中古本販売のときの話だ。たぶん、ここを見ないと思うけど、研究者の人が、ここを見たら、そういうことだったのかと思ってほしい。
そのほかにも、ドストエフスキー掲示板にちょっとだけ登場した研究者の人や、ソフトウエア会社の社長とか、ぼくにあってみたいと誘いをかけてくれた人がいたんだよな。けど、ヘビメタ騒音のことを話すのがいやだったから、見送った。これ、きちがい兄貴が、きちがいヘビメタにこらなかったら、こういう人たちとだって、ちゃんと話すことができた。
あってみたいと思っている人は、ぼくに興味を持って会ってみたいと思ってくれているわけだよ。けど、ヘビメタ騒音で学歴がない。さらに、無職だった。言えないよ……。
ヘビメタ騒音というのは、ぼくが言ってることを理解しない人たちともうまくいかなくなるし、ぼくが言っていることを理解してくれる人たちとも、うまくいかなくなる騒音なのだ。