きちがい兄貴が、特殊なタイプの気ちがいだから、みんな、気がつかない。きちがい兄貴が、特殊なタイプの気ちがいだから、特殊なタイプの気ちがいにやられたことがない人は、特殊なタイプの気ちがいにまいにちやられるということが、どういうことなのか、まったく知らない。けど、この世は、たしかに、苦労に満ちている。苦労を経験したことがない人なんて、めったにいないだろう。本人が、主観的に、苦労と感じているものを、ほとんどの人が経験している。だから、「みんなそんなものだろう」と思ってしまう。この、ほとんどの人は、きちがい兄貴のような特殊なきちがいにやられる苦労を経験してない。だから、まったくわかってない。だから、おなじ苦労だと思ってしまう。けど、おなじ苦労じゃない。ぜんぜん、ちがう。そして、毎日続いた。毎日、つもっていく。こういう生活がつもったら、どういう状態になるかというのが、経験的に、からだで、わかってないのである。だから、「俺だって苦労した」という前提で、「人間は働くべきだ」と言ってくる。だから、「わたしだって苦労した」という前提で、「そんなのはおかしい」と言ってくる。だから、「自分だって苦労したという前提で、楽しい楽しいと言えば楽しくなる」と言ってくる。だから、「自分だって苦労したという前提で、つまらないと言っているやつが、ほんとうにつまらないやつだ」と言ってくる。「つまらないと言っているやつが、ほんとうにつまらないやつだ」ということについて、ちょっと解説しておこう。「自分は、苦労をしてきた」という前提と「自分は、楽しく感じられる」という前提があるのである。そいつが経験した苦労が、たいした苦労じゃないので「楽しく感じる状態を維持できている」だけなのである。けど、こいつはバカだから、「苦労」のちがいがまったくわからない。だから、「どんなに苦労をしたって、人間は楽しく感じることができるはずだ」というまちがった税店でものを言っているのである。
ともかく、こういうボケナスばかりなのだ。この世は、こういうボケナスに満ちている。
「俺だって苦労した」という前提で、勝手に人を見くびって、バカにするのはやめてほしいんだけどなぁ。こいつらの頭が悪いから、こうなってしまう。自分の苦労とエイリさんの苦労が同等だと思ってしまうから、こうなってしまう。何度も言うけど、ぼくは、他人に「楽しいと言えば楽しくなる」とか「元気だ元気だと言えば元気になる」とか「人間は働くべきだ」とか言ってない。言ってないんだよ。普段そういうことを言っている人とは、ちがう。最初からちがう。順番を考えれば、わかるだろ。ヘビメタ騒音の話を聴いたあと、俺に対して「人間は働くべきだ」というやつが、どれだけ、ヘビメタ騒音のことを理解してないか、わかるだろ。わからないか?
そのくせ、俺に対して、「人間は働くべきだ」なんて言ったやつが、無職になってしまう。働かくなってしまう。そいつに言わせると、「自分はもうじゅうぶん働いたからいい」ということらしい。いや、「人間は働くべきだ」というのは、条件がない場合を、条件がないという条件が成り立っていると考えれば、「条件に関係なく、人間は働くべきだ」ということと等価なのだから、 「自分はもうじゅうぶん働いたからいい」なんてことにはならない。じゅうぶん働いたという条件をもつ人も、人間は働くべきなのだから、働くべきなのだ。こういう、自分で言っていることが、自分でわかってないやつらというのは、どうにかならないか。これも、また、幼稚な、自分勝手なことを言って、認めないんだよ。説明したら、「その通りだ」と認めてくれるわけじゃない。ヘビメタ騒音で働けなくなった俺に対して、ヘビメタ騒音の影響で働けなくなったと俺が言っているのに、「人間は働くべきだ」と言ったときも、 「自分はもうじゅうぶん働いたからいい」と言って、自分だけ特別な理由をつけて例外にしてしまうときも、自分がなにを言っているのか、性格性格には理解してないんだよ。こういうやつらは……。発言の「前提」というものについて、考えない。一切合切考えない。ただなんとなく、そう思ったから、そのとき言っただけだ。たぶんね……。前提に気がついてほしいなぁ。
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ヘビメタ騒音の一日分だって、わかってない。つみかさなったときの、ヘビメタ騒音の一日分の苦労ですら、まったくわかってない。なにが「俺だって苦労した」だ。ふざけんな!!!!!!!