きちがい親父や、きちがい兄貴が起点であることは、ものすごく、いやなことが起こる。どんどん、いやなやつが集まってくる。ネズミ対策工事だって、特別養護老人ホームだって、悪いやつが出てくる。俺がやれと言ったことは、やらずに自分がやりたいことをやりはじめてしまう、ネズミ対策工事業者。歩行器詐欺を事務所全体でやる特別養護老人ホーム。中心となる人間は、それぞれに、ひとりだけど、こいつが、こまっている俺をさらに、こまらせるのである。もう、そういうやつばっかりだ。きちがい兄貴にやられて、「できなくなっている」のに、自分は、きちがい兄貴が出す騒音相当の騒音をやられても、平気だという前提で、ものを言ってくるやつら。だれだって、遅刻するようになるのに、自分はきちがい兄貴が出す騒音相当の騒音をやられても、遅刻をしないという前提で、ものを言ってくるやつら。だれだって、宿題ができくなるのに、きちがい兄貴が出す騒音相当の騒音をやられても、自分は宿題ぐらいできると思っている、やつら。全員、いやだ。こいつらのことは、ゆるさない。
特に、ネズミ関連は、いやなことばっかりなのである。きちがい親父が、一日に二十三時間、粕漬の魚を、テーブルの上にのせておくということに、こだわるから、そうなる。ほんとうに、一階の部屋が、全部、猛烈にくさくなっているのに、「くさいから、やめろ」と言うと、「くさいなよ!!!!くさいなよ!!!!くさいなよ!!!!」と発狂する。このやり方がおなじなんだよ。きちがい親父がやっていることというのは、全部、こういうことなんだよ。「やめてくれ」と言われた場合は、そうやって、臭覚が正常なら、絶対に否定できないことを、否定して、あれる。きちがい兄貴は、この聴覚版なんだよ。絶叫はしないけど、頭のなかで起こっていることはおなじなんだよ。聴覚が正常なら、絶対に、否定できないことを否定して、あれる。発狂的な意地でやり続ける。全部、おなじなんだよ。こっちがこまるということを、言っても、それは、一切合切、つたわらないんだよ。何万回言われても、きちがいの頭のなかでは、一回も言われたことになってないんだよ。これがまず、ブラックホールとしてある。よその人が、気がつかない部分としてある。だから、よその人は、「ちゃんと言えばわかってくれる」ということを言うのだけど、わからないから問題になっているんだよ。どれだけ言っても、きちがいでなければ、絶対にわかる基本的な部分を否定して、怒り狂って、ゆずらないからこまるんだよ。そして、ゆずらなかったということも、忘れてしまうのである。頭にぜんぜん残ってない。こういう、ほかの人から見て、絶対にわからない部分があるからこまるんだよ。ほかの人は、普通の感覚で考えてものを言うわけだから、ズレがしょうじる。
こっちが、こまるということは、言われているときから、感覚器が正常なら絶対にわかる、基本的なことを否定して、頑固に無視する。しかも、それが意識的な経路をへてないのである。だから、いつもそうやって反応のしているのに、本人は、「そんなことはしたことがない」というレベルで記憶に残ってない。いつもの、反応なのに、やったつもりがないのだ。これも、こまる。