つねに、きちがいヘビメタで、かっこうがつかない状態になった。これも、「気にしなければいい」「影響をうけなければいい」「影響をうけないことは可能だ」とやられてないやつが言う。そして、みんな、「俺だって苦労した」と言う。けど、そいつらには、きちがい兄貴がいない。きちがい的な音で鳴らすことに、いのちをかけている、きちがい家族がいない。
浪人だってみっともないことだ。けど、きちがいヘビメタにたたられ続けると、ほんとうに、勉強ができなくなる。勉強ができる時間がないのだ。これ、鳴り終わったあとやればいいと、思うかもしないけど、それもできない。つねに、限界ぎりぎりの状態だ。つかれはてて、とてもじゃないけど勉強なんてできない。言っておくけど、ヘビメタ騒音がなければ、「ヘビメタ騒音で勉強ができない」という必要もないんだよ。みんな、ほんとうに、やられたことがないから、まったくわかってないだけだ。俺が「愚痴を言っている」と思っているやつは、みんな、わかってないだけだ。俺が、どれだけ、愚痴を言わずに、何千日もたえたか、知らないだけだ。
ともかく、ヘビメタ騒音で「みっともない」ことになる。でっ、毎日どれだけがんばっても、そうなる。そういうところが、わかってないやつが、俺のことを下に見てくる。「愚痴を言っているだけだ」と言ってくる。「自分だってつらい」と言えば、きちがい家族がいないのに、きちがい家族にやられた場合とおなじだという理屈を展開する。これ、ほんとうに、きちがい家族がいない人が、過小評価しているだけなんだよ。ヘビメタ騒音の影響を過小評価しているだけなんだよ。そりゃ、きちがいヘビメタ騒音がはじまるまえから、きちがい親父は、きちがいなのだから、普通の人より、ずっとつらい思いをしてきたんだよ。けど、きちがい兄貴のヘビメタ騒音は、そういうつらさとは、別次元のつらさなんだ。だから、ほかの人は、まったくわからない。
「自分なら平気だ」「自分だってつらい」ということを言うけど、ちがうんだよ。けど、どれだけ説明したって、実際に経験してなければ、どういうことが起こるのかぜんぜん、わからない。わからない状態のままだ。
これ、ほんとう、みんなわかってないだけなのに、えらそうなことを言うな。
これ、ほんとうに、単なる騒音で、「やりようがある」ような感じがするわけだけど……ほんとうに、やりようがない。鳴ってない時間も、一日中、ずっとずっとずっと、影響をうける。鳴ってない時間も含めて、勉強ができる状態じゃないのである。頭が、パンクしている状態なのである。試験時間中も、ヘビメタ騒音の感じがする。ヘビメタ騒音の緊張で、頭がおかしくなっている。どれだけ、長時間、やられたか、みんな、わかってない。「やりようがない」というところだって、経験的わかっているわけじゃない。「話を聴いた」だけだと、「やりようがある」ような感じがするわけだ。けど、実際は、やりようがない。あのしつこさで、あの感覚で、どんなこまかい時間も使って、きちがいヘビメタを鳴らすということに、なっているので、きちがい兄貴が自動的にそうするわけだけど、それが、融通が利かないから、ものすごくこまったときも、きちがいモード、いつものように鳴らしてしまう。こころが乱れまくる。きちがいを殺したい気持ちでいっぱいになる。殺したい気持ちをがまんしたまま、超高圧状態で、超緊張状態で、超発狂状態で、自分の部屋にいるということになる。自分の部屋は、自分のステレオを最大の音で鳴らしている場合よりもでかい音で、きちがい兄貴のヘビメタが鳴っているという状態だ。勉強ができない。しかも、ほんとうに、睡眠に影響をあたえるのである。精神に影響をあたえるのである。体力に影響をあたえるのである。どれだけ、影響がないようにしようと思っても、影響が出る。このくるしさが、わかるか? 鳴っているときだけ、うるさいからつらいというわけではないんだぞ。
それがわからないやつらが、やられてないことをいいことに、妄想的なことを言ってくる。まちがった前提でまちがったことを言ってくる。こいつらもこいつらで、認めない。わかってるつもりのままだ。自分が正しい前提で正しいことを言っているつもりのままだ。
きちがい兄貴がきちがいでなければ、こんなやつらに、まちがったことをまちがった前提で言われるような立場になってない。