「ネズミ問題を発生させる」「ダニ問題を発生させる」というのが、いかにも、親父がやりそうなことなんだよなぁ。いかにも、親父がやりそうなことなんだよなぁ。
もう、ほんとうに、ネズミ・ダニ対処で、俺は、ほとんどすべての、残りエネルギーを使ってしまった感じがする。
しかも、まだ、ダニ問題が片付いていない。
ネズミを呼び込むようなことを、やるというのが、親父っぽいんだよな。
普通の人は、そんなことはしない。
やった場合でも、「やめてくれ」と言えばやめてくれる。「におっている」と言えば、「におっている」ということを認めてくれる。だれが、ほぼ一日中、自分があとで食べる、魚の切り身を、テーブルの上に、なにもかけずに、出しっぱなしにするか?
これ、鼻が正常なら、絶対に、「におっている」ということがわかるんだよ。
けど、「片付けたくない」というスイッチが入ってると、「におってない」「におってない」ときちがい的なことを絶叫して、「におってない」ということを認めない。普通の人なら、思いつきもしないことなんだ。
自分が食べるつもりの魚の切り身を、サランラップもかけずに、ほぼ一日中、ずっと出しておくなんて、普通の人なら・思いつきもしないことなんだよ。
普通に、サランラップをかけて、冷蔵庫に入れる。いま食べないし、今後、三時間、四時間食べないならな、そうする。これは、竹とおなじで、自分が、そうしたくなったら、そうしてしまうのである。
で、家にネズミが入ってこれるような、隙間がなければ、それでおしまいだったんだけど、そうじゃなかったんだよな。
ネズミが入ってきたら入ってきたで、ネズミシートでつかまえるということに、こだわりまくる。ネズミシートでつかまえたって、ネズミの糞が増えていくんだよ。壁や床がネズミのションベンくさくなるんだよ。
普通の人なら、絶対に、たえられないことなんだよ。ところが、自分がネズミシートで捕まえるということに、こだわる。そもそも、ネズミが入ってこないようにしないと、ネズミの糞が増えるということをどれだけ言っても、認めない。
普通の人だったら、絶対にそんなことは、ないんだよ。きちがいなんだよ。
でっ、この、踏ん張りは、きちがい兄貴の踏ん張りとおなじなんだよ。
きちがい兄貴のヘビメタは、きちがい親父のこういうことと、まったくおなじなんだよ。ネズミとヘビメタのちがいがあるけど、おなじなんだよ!!
ヘビメタ騒音で働けなくなって、はずかしい思いをするのは俺なんだよ。ヘビメタ騒音で勉強ができなくなって、はずかしい思いをするのは俺なんだよ。
きちがい親父のきちがい行為経由のダニで、かゆい思いをするのは俺なんだよ。
肌がきたくなるのは俺なんだよ。
ネズミの糞をかたづけるのは俺なんだよ。
きちがい親父が入院したあと、たとえば、ガスの検査で、うちのなかに、人が入ってくるとき、はずかしい思いをするのは俺なんだよ。ガスの検査の人が、ネズミのばい菌にやられないように気をつかって、アルコール消毒液を使って、除菌をするのは俺なんだよ。
けど、ばい菌というのは、目に見えないので、「あの人、だいじょうぶだったかな」と心配するのは俺なんだよ。
きちがい兄貴が、ヘビメタ騒音を鳴らさなかったら、俺はこの家にいない。きちがい親父のネズミ騒動、ダニ騒動に、かかわる必要がなかった。
* * *
張本人のきちがい兄貴がシランプリでまったく関係ない人として生活し続ける。やり続ける。張本人のきちがい親父がシランプリでまったく関係ない人として生活し続ける。やり続ける。やり続けた。きちがい兄貴がいないところで、俺がどれだけはじをかいたり、ばつの悪い思いをしたと思っているんだ? きちがい親父がいないところで、俺がどれだけはじをかいたり、ばつの悪い思いをしたと思っているんだ?