常識をもっている他人が、全員、敵になるような状態で、ぼくは、ずっとずっと、いきてきたんだ。きちがい家族に、やられると、そういう状態になる。きちがい兄貴の「こだわり」といったらない。だれも、わからない。やられたぼく以外、だれもわからない。ほかのやつらにとってみれば「簡単」な問題だ。ところが、きちがい家族だから、簡単じゃないのである。いつもいつも、ヘビメタ騒音が起点になって、負の連鎖がはじまる。いつもいつも、おなじだ。やられてないやつが、「そんなのは気にしなければいい」「そんなのは関係がない」「過去は関係がない」「影響をうけないぞと思えば、影響をうけないことは可能だ」と言う。これらの発言は、すべて、まちがっている。こういうことを言うやつは……ヘビメタ騒音に関係して言うやつは、全員、まちがっている。
何度も言うけど、負の連鎖がある。みんな、きちがい家族の騒音を経験したことがないから、きちがいのきちがい度がわからない。みんなが経験しているのは、正常な家族の騒音や、普通の状態の騒音だ。常識的ではないのである。実際、俺とおなじ経験をしたやつに会ったことがない。六カ月間似たような経験をした人がいたけど、その人の家族は、うちのきちがい兄貴よりも正常で、ちゃんと六カ月でやめてくれた。
からだの状態というのは、ほんとうにしかたがない。ところが、みんな、自分はやられてないから、からだの状態がわからない。経験してないのである。「続く」ということが、どれだけ、でかい意味をもっているかわからない。普通の騒音を思い浮かべて、きれいごとを言う。ところが、そのきれいごとでは、うまくいかないのである。どれだけ思い直してがんばってみても、けっきょく、きちがいヘビメタのつかれがたまってくる。