当時、俺にえらそうなことを言ってたやつが、ことのごとく無職になっている。人間は働くべきなんだろ。働け!! おまえ、自分がなにを言っていたのか、忘れたのか? おまえ、自分がなにを言ったのか、わかっているのか? ほんとう、ふざけるな。人間は働くべきだから、死ぬまで働け。俺にえらそうなことを言っていたやつは、死ぬまで働け。なんで働かないの? つかれた? 老化した? ふざけんな。
だいたい専業主婦の中年は、当時だって、無職なのに、俺にはえらそうなことを言っていた。こいつら、いったい、なんなんだ。ほんとうに、ふざけんな。
みんな、ヘビメタ騒音級の騒音にずっとずっと毎日たたられたら、働けなくなる。それが、たたられてない人にはわからない。みんな、わかってない。どうしてかというと、そういう人たちには、きちがい家族がいないからだ。きちがい感覚で、でかい音で鳴らしてないつもりで、でかい音を鳴らす家族がいないからだ。こんなのない。こんな不公平な話があるか? ヘビメタ騒音と言えば騒音の話になるけど、「よその人とうまくいかなくなる」騒音なのである。俺が、ヘビメタ騒音級の騒音をやられてない人から「えらそうなことを言われる」ということまで、含んでいるのである。そりゃ、必然的にそうなる。わかってないやつが、わかってないから、言う。「そうなる」ということがわかってないやつが、「そうなる」ということがわかってないから、無理難題をおしつけてくる。そいつにとって無理難題じゃないのは、きちがい家族がおらず、きちがい家族の騒音を経験しなかったからなんだぞ。そいつだって、きちがい家族の騒音を毎日十数年間続けてきかされてきたら、働けないからだになっている。働けないからだになるというのがわかってないというのは、ヘビメタ騒音級の困難を経験しなかったからだ。
じゃあ、俺にえらそうなことを言ってきたやつのなかで、きちがいヘビメタ騒音級の騒音をすくなくても、中学時代のすべての日、高校時代のすべての日、経験したやつがいるのか? いないじゃないか。経験してないんだよ。経験してないから、「わからずに」無理難題を言う。 経験してないから「無理だ」ということが、まったくまったくまったく、わかってない。これ、経験してないからわかってないやつが、言っていることなのである。けど、こいつらも、きちがい兄貴とおなじではないけど、わかってないということがわかってない。「俺だって苦労した」このひとことで、ヘビメタ騒音級の騒音を経験したということにしてしまう。あるいは、ヘビメタ騒音級の苦労をしたということにしてしまう。これ、ヘビメタ騒音級の苦労をした人は、そんなことは、言わない。「わかっている」のであれば、言わない。「わかっている」のであれば、たとえば、働けなくなるので、働いているという状態で、えらそうなことを言えなくなる。経験がなくて、まったくまったくわかってないから、えらそうなことを、とりあえず、言える立場で、えらそうなことを、言っている。
とりあえず、小学生時代をぬかして、中学時代と高校時代を学生時代ということにする。学生時代ずっと、ヘビメタ騒音級の騒音をきかされ続けた人が、いるのかよ? そんな人、いない。「俺だって苦労した」と言っている人は、学生時代ずっと、ヘビメタ騒音級の騒音をきかされてない。そういう苦労がないやつらだ。
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きりきり舞いの生活をした人が「そんなの、関係がない」「過去は関係がない」と言えるのかというと、言えない。きりきり舞いの生活ではなくて、あるていど余裕がある生活なんだよ。そして、「そんなの関係がない」と言われたときに「心外な気持になる」ということを経験してない人なんだよ。きりきり舞いの生活をした人にとって、「そんなの、関係がない」と言われるのは、心外なことなんだよ。自分の経験からくる気持ちと、相手が言った「そんなの、関係がない」というひとことのギャップにくるしむものなんだよ。それがわかってないということは、たいして、きりきり舞いの生活をしなかったということなんだよ。きりきり舞いと言っているけど、限界生活だ。ほんとうに、どれだけ、ひどい騒音かわかってないな。ひどい騒音が、どれだけ影響をあたえるかわかってないなぁ。家族によるひどい騒音がどれだけ、影響をあたえるか、まったくまったく、わかってないなぁ。そういう無理解発言を、『相手をはげますつもりで』してしまうというのは、問題がある。これ、こういうやつらの鈍感さって、なんなんだ? これ、『相手をはげますつもり』や『あたりまえのことを言っているつもり』があるとしたら、ほんとうに、失礼なことだぞ。相手に対して失礼なことだぞ。
経験も想像力も気遣いもないから「そんなの、関係がない」と言っているんだよ。経験があり、想像力があり、気遣いがあるなら、そんなこと、口がさけたっていえないよ。失礼すぎて、言えない。