「明るいことを考えると明るいことが起こるような気がする」と自分に言う場合と、「明るいことを考えると明るいことが起こる」と他人に言う場合はちがうのである。
「気がする」というのは、あくまでも、「気がするだけ」だ。
法則性なんてない。
「自分の場合は、明るいことを考えると明るいことが起こるような気がする」と、自分に言う場合は、それでいいのである。別に問題はない。
気分を言っているだけだからだ。
ちなみに、「自分の場合は、明るいことを考えると明るいことが起こるような気がする」と他人に言う場合は、他人の状態によっては、問題を引き起こす場合があるけど、他人の状態が普通の状態であるならば、特に問題は引き起こさないと思う。
問題なのは、「明るいことを考えると明るいことが起こる」と断言してしまうことだ。法則性があることとして断言しているけど、法則性はない。
法則性がないことにかんして、法則性があると言ってしまうのは、問題がある。
法則性なんてないからだ。