「自分だけが苦労したと思っているんだろ」と思うかもしれないけど、ちがう。
程度の差はあるにしろ、みんな苦労はしているのだろう。
けど、きちがい家族によってもたらされる苦労は、正常な家族によってもたらされる苦労とはちがうのだということは言っておきたい。それから、「俺だって苦労した」「わたしだって苦労した」」ということを言う人は、ふたつのタイプにわかれる。
おなじことが人生のなかで発生したら(通勤して)働けなくなるということを理解しているタイプと、おなじことが人生のなかで発生したら(通勤して)働けなくなるということを理解してないタイプだ。
両者のちがいはでかい。
自分の身におなじことが起こったら働けないと思っている人と、自分の身におなじことが起こっても、働けると思っている人は、ちがう。ぜんぜん、ちがう。
前提がちがうのだから、ぜんぜんちがう。
「自分だってできなくなる」と思っている人と「自分なら(そういうことがあったとしても)できる」と思っている人は、ぜんぜん、ちがう。ちがうんだよ。