「過去は関係がない」とか「過去は現在に影響をあたえない」とかと言う人は、頭がだいじょうぶなのか、心配になるレベルの人だ。
どうして、こういうことになってしまうのか。
そして、きちがい兄による、ほかの家にはない、きちがい的にでかいヘビメタ騒音という条件を背負ってしまうと、こういう人にバカにされることになる。
「過去は関係がない」って、正気で言っているのだろうか?
「過去は現在に影響をあたえない」なんて、正気で言っているのだろうか?
これ、こまるんだよな。
こういうことを言う人たちだって、ちゃんと、過去に対応しているのである。過去の影響をうけているのである。こういうことを言う人たちだって、過去の出来事と過去の記憶に対応して生きているのである。
まるで、自分は過去の影響をうけてないような気分でいるかもしれないけど、それは、言霊主義者が現実を無視するのとおなじだ。
これ、過去の出来事どころか、過去の記憶がない状態で生きているのであれば、なにもすることができないのだ。どの程度の過去の記憶がないのかは別にするけど、過去の記憶がなければ、現在において、人間としてある程度まともな行動をするということはできない。
だいたい、この人たちが普通に使っている言語……日本語だって、過去の記憶がなければ、運用することができない。たとえば、ひどい記憶障害について考えてみよう。
過去の記憶がなければ、日本語で「過去は関係がない」とか「過去は現在に影響をあたえない」と言うことさえ、できなくなってしまうのだ。そういうとについて、少しは考えことがあるのだろうか? この人たちは、考えたことがあるのだろうか。
この人たちがどういう意味で、「過去は関係がない」とか「過去は現在に影響をあたえない」とかと言っているのか、ぼくは知っている。
ほかの人を元気づけるために言っているのだ。
しかし、それが、嘘なのだ。こういう嘘の助言は人を傷つける。元気にならない。むしろ、不愉快になって、生きる気力をうしなう。生きる気力を吸い取るような助言なのだ。