ほんとう、へんな目つきで、鳴らし続けやがって……。空間自体がゆがむほどくるしい。きちがいヘビメタが鳴っている空間自体がくるしい。
きちがい兄貴が……鳴らしているのに、本当にまったく関係がない人のつもりでいる。重要な試験のまえ、どれだけ「やめてくれ」と言っても、一日中鳴らして、一分もやめてくれなかった。
それが、きちがい兄貴が、この世で、実際にやったことだ。
きちがい兄貴が、きちがい兄貴が鳴らしたいという理由だけで鳴らしているのだから、鳴らしているということについて責任がある。
そして、最低でも、鳴らしているという意識をもたなければならない。
ところが、本人は「鳴らしているつもりがない」まま、頑固に頑固に、意地をはって、きちがい的な目つきで鳴らしているのである。こんなのが、毎日続いて、空間自体がくるしいのに、いいわけがない。
鳴っている時間が終われば、それで、きちがいヘビメタが鳴っていた影響から自由になれる……。そんなわけ、ないだろ。バカも、やすみやすみ、言え!