言霊主義者はまったくわかってないけど、ちがう原因を考え出して、ちがう原因を相手にぶつけるということ自体が失礼なことなのである。たとえば、水俣病患者には、じつは、非がない。水銀と体を構成する分子が物理的な運動をした結果、神経がおかされ、くるしいと感じているとする。実際そうなんだけど……。そして、ある水俣病患者が「くるしい」と言ったとする。そのとき、言霊主義者が出てきて、「くるしいと言うから、くるしくなる」と言ったら、言われたほうはどういう気持になるかということだ。そして、言霊主義者が「元気だ元だと言えば元気になる」と非科学的な方法・まったく役に立たない方法を提示・推奨したとき、提示・推奨されたほうは、どういう気持になるかというとことだ。こういうことが、言霊主義者にはまったくわからないのである。幼稚だからわからない。幼稚だから、「あと」と「から」を混同する。幼稚だから、自分の身に起こったことなら、理由がはっきりしているので、言霊的な思考をしないけど、相手の身に起こったことなら、(自分にとって)理由がはっきりしてないことだから、言霊的な思考をして、言霊的なことを(相手に)言う。こども~~。やっていることが、こども~~~。
ヘビメタ騒音のことも、言霊主義者にはわからないことなのである。どうしてかというと、ヘビメタ騒音がぼくの身の上に起こったことだからだ。ぼくにとっては、ヘビメタ騒音はくるしくなる理由のひとつなのだ。そして、それは、あきらかなのだ。けど、他人には、あきらかではない。ぼくがかりに、適切に説明したとしても、相手がわからなければ、相手にとっては、それは、あきらかな理由ではない。相手というのが、言霊主義者だった場合、その言霊主義者にとって、ヘビメタ騒音は、あきらかな理由ではないので、言霊的な誤解をして、『くるしいと言う「から」くるしくなる』という説明をしてしまう。ほんとうにそう思っている。「から」だと思っている。誤解。誤解をして、へんなことを言ってくるな!!
きちがいに毎日毎日やられて、バカに、見下される人生か?
いやだなぁ~~。いやだ。いやだ。
で、バカが多いのである。ヘビメタ騒音のことを説明して、ぼくが言ったことを、そのまま、ちゃんと受け取ってくれない。バカが、解釈する。うぬぼれ屋が解釈する。「おなじことが起こっても、自分は平気だ」と思っている。バカだからそう思えるだけ。うぬぼれ屋だから、そう思えるだけ。実際に自分の身にしょうじなかったことだから、そう思えるだけ。勝手に誤解して、好き勝手なことを言いやがって。