きちがい家族による、ヘビメタ騒音の意味がわかってないのである。毎日、きちがい的な音を聞かされるということの意味がわかってないのである。どうしたって、つかれる。どうしたって、いやな気持になる。ところが、言霊主義者は、他人のことだと、そういうことを認めないのである。「元気だ元気だと言えば元気になる」「楽しい楽しいと言えば楽しくなる」……こんなのことばかり言う。
数少ない人は、「それはたいへんでしたね」「そんなことやられたら、俺だって働けなくなっちゃうよ」と言った。「そんなんじゃ、働けなくなっちゃうよな」と言った。それでいいのである。それを、まるで、さぼっているダメ人間のように……俺のことを……見下して、えらそうなことを言うやつばかりだった。
これ、どれだけ言ってもわからないと思うけど、自分がこの世で一番嫌いな音を、強制的に、何時間も何時間も聞かされている人に「ニコニコしたら、いいことある」と言うことが、どれだけ、めちゃくちゃなことかわかってない。わかってないやつらが多い。こっちが無職だと思えば、ヘビメタ騒音のことを話しても「そんなことは関係がない」「過去のことは関係がない」「鳴り終わったら関係がない」と影響を認めず、きちがい的なことを言いやがる。自分だって、自分がきらいな音を、家族に、ずっと鳴らされ続けたら、働けなくなるのに、そういうことが、一切合切わからない。そういうバカなのだ。ばかにばかにされる人生になっちゃったよ。きちがい兄貴の態度が、きちがい親父とおなじで、ほかの人にはわからないことなんだよな。こんなの説明したってわからない。その人たちの人生には、そういうことがなかった。だから、影響をうけてないだけだ。俺と同じ部屋にいて、影響をうけなかったわけではないのである。それを……。それをーー。
どうしたって、影響をうける。そういうことが発生しなかったから、影響をうけずに生活できると思っているだけだ。