やっぱり、ヘビメタでくるしい。俺の場合、ヘビメタなんだよな。そして、このヘビメタの持つ意味が、だれにもわからない。ヘビメタ騒音生活をしたことがない人にはぜんぜんわからない。だれも、知らない。だれもわからない。誤解をうけてくるしい。中学時代の女友達には、ヘビメタのことを言ってなかったので、いろいろと誤解をうけた。自然に、あっちから見て、ぼくがへんな人に見えるようになっている。日常のヘビメタ騒音というのはそういう騒音だ。これ、きついんだよ。ちなみに、愚痴を言わなかったとしても、誤解をうけて、窮地に立たされた。そもそも、勉強に影響をあたえすぎる。けど、ほかの人はヘビメタ騒音という負の要素がない。わからない。勉強だけじゃなく、生活態度に影響をあたえるのだ。そして、日常の感情に影響をあたえる。そうなると、やはり、かなり長い時間を学校ですごしているのだから、いろいろと誤解をされる。誤解をときたかった。これ、ほんとうに、人にはわからないことなのである。きちがい家族がいて、そのきちがい家族が、鳴らしていることを無視して鳴らし続けるということをする……。でかい音で鳴らしているのにでかい音で鳴らしているということを無視してずっと鳴らす……。そういう家族がいる人じゃないと、わからない。あまりにも、影響が広範囲におよぶので、わからない。普通に考えれば、鳴っているときだけうるさいということになるだろう。鳴り終われば、影響がないと思うだろう。けど、ぜんぜんちがうのだ。もちろん、きちがい兄貴の態度は、この問題に影響をあたえている。けど、きちがい兄貴自体が、普通の態度で「ちゃんと」認識しているわけではないのだ。これ、親父とおなじように、やったってまったくやってないということになっている。きちがい兄貴の認知はそうだ。だから、影響がないということに関しては、きちがい兄貴の認知と、この問題に関係がない人たちの認知が一致してしまう。影響というのは、俺にあたえる影響のことだ。
* * *
別に、ほかの人に、愚痴を言わないからよくなるということはない。ほかの人にヘビメタ騒音の愚痴を言わなかったら、ヘビメタ騒音が改善したかというと、そんなことはない。「愚痴を言うから、不幸を呼び寄せる」とか言う人がいるけど、基本的に、順番がわかってない。因果関係がわかってない。どうして、そういうふうに言って、きちがい家族にやられている人を、さらに、窮地に追い込むのだ? これ、本人がどういうことをしているのかわかってないからな。けど、そういうふうに言えば、また、ぼくが、その人たちから見て、めんどうくさい人に見えるわけ。「愚痴を言うと、不幸を呼び寄せるというのはほんとうだ」「ネガティブなことを言うからネガティブなことが発生する」とその人たちは、順序を逆にして、思っている。これは、ぼくに対する侮辱だ。そして、きちがい的な家族にやられた人に対する侮辱だ。 「ネガティブなことを言うからネガティブなことが発生する」……ちがうね。きちがい家族と一緒に暮らしているから、ネガティブなことが発生するのである。きちがい家族は、きちがい的な感覚で、迷惑行為をするのである。これは、わけのわからないことで、怒り狂って、せめるということも含まれている。きちがいの頭がそういうふうにできているから、きちがいがそういうふうに行動するのである。こっちが、ネガティブなことを考えたから、きちがい家族がきちがい行為をするわけじゃない。しかし、きちがい家族が、他になんの理由もなのに、きちがい的な理由で怒り狂ったとする。こっちに対して怒り狂ったとする。それは、こっちにとって、ネガティブな出来事なのである。そして、そういうことが続けは、きちがい家族にかかわると、ネガティブな出来事が発生するという日常的な考え方が発生するのである。この考え方は、現実に即したものであって、妄想じゃない。きちがい家族と一緒に住んでいるとどうしても、きちがい家族の行為が、被害を及ぼすことがある。自分の身に被害を及ぼすことがある。それは、さけられないことだ。けど、これも、アドラーやきちがい家族と一緒にすんだことがない人たちにわからない。影響をうけないぞという、強い気持ちをもてば、影響をうけずにすむというような……あほなことを言うのである。そいつらが影響をうけずにすんだのは、きちがい家族と一緒人でいなかったからである。正常家族といっしょに住んでいたからなのである。
+++++++++
息をするようにきちがい音波を出し続ける。普通の家では鳴らせないような音のでかさで鳴らし続ける。けど、でかい音で鳴らしているということは、認めない。普通の人である場合は、認めない場合も、感覚器のレベルでは、でかい音だということがわかる。わかっていて、嘘をつく。けど、きちがい兄貴は、感覚器のレベルで、自分にうそをついてしまう。そして、自分の嘘に気がつかない。こういう、特殊な人間なんだよ。これは、ひどい。
けっきょく、すべての時間が汚染されるということになる。これは、不可避的なことだ。不可避的に汚染される。どうしたって、ヘビメタ騒音が鳴ってない時間だって、ヘビメタ騒音の影響をうける。睡眠や体力消費をとおして、影響をうける。朝、だるいのに動かなければならないというのは、どういうことだろうか? これ、純粋にからだの問題だと思うか? それとも、純粋に心の問題だと思うか? 心の問題というのは、ようするに、感情障害だと思うかどうかだ? 朝、だるいのに、だるくてだるくてたまらないのに、起きて、学校に行くということをしなければならない。これは、憂鬱だろ。憂鬱だから「感情」の問題なのか?
* * *
そして、これがまた、問題なのだけど、「精神科の薬」では、こういう体力の問題を解決できないのだ。これもまた、ワクチンのような問題がある。精神科の薬は、けっきょく、長期的にはレセプターの数を減らす。きちがいヘビメタにやられて弱っている脳みそのほかに、薬にやられて死滅してしまう脳みそ(の部分が)できてしまう。
きちがい兄貴が、一日中鳴らすなら、「普通の音」で鳴らすべきだろう。普通の音を人間の声ぐらいの大きさ、フォークギターぐらいの大きさだとすると、きちがい兄貴のヘビメタは、きちがい兄貴の耳が悪くなるぐらいに、でかいのである。実際に、きちがいヘビメタできちがい兄貴の耳が悪くなったので、きちがい兄貴が耳が正常であるという前提は崩れてしまうのだけど、これも、順番を考えれば、ぼくが言っていることを正しいことがわかる。
かりに、きちがい兄貴が一日中、好きな時間に何時間も鳴らしていいという状態で、ぼくが、精神科の薬を飲んだ場合、ぼくが、ヘビメタ騒音の問題から、解放され、身体がつかれる状態や睡眠がうまくとれない問題や勉強する時間がないという問題や、鳴らされているあいだ、ずっと腹がたつという問題を改善できるだろうか?
ぼくがクリスを飲んで、個人的な解決を求めるよりも、まず、きちがい兄貴がヘビメタを、鳴らさないようにするということがたいせつなのだ。
こういうことを、全部、無視しやがる。きちがい兄貴もきちがい親父も、この部分を無視して、すき勝手なことを言う。きちがいだから言えることしか言わなぃ。そして、その、きちがい的な発言が、これまた、ぼくを傷つけるのである。
きちがいがきちがい行為をまったくかえないで、問題解決をするということはできない。おかしい。気ちがいなら、すきなだけ、きちがいヘビメタを鳴らしていいのか? そんなことがあってたまるか。
けど、きちがい兄貴のなかでは、ごく自然にそうなのである。そして、これがまた問題を拡大するのだけど、きちがい親父のなかでも、ごく自然にそうなのである。きちがい親父のなかでは、きちがい兄貴が、すき勝手にヘビメタを鳴らしていいといいということになっているのである。これは、善悪の問題だ。正義の問題だ。道徳の問題だ。善、正義、道徳が、ふみにじられているのである。毎日毎日、毎時間毎時間、ふみにじられているのである。