バカはバカです。どうしようもないバカです。バカの壁が高すぎる。基本、この世の不愉快な出来事というのは、他人によってもたらされる。きちがい兄貴やきちがい親父という他人がいる家に生まれたのが、そもそも、まちがいだ。そして、ぼくではなく、ぼくとはまったく関係がない他者が「そのうちに生まれることを選んだ」と言いやがるのだ。きちがい兄貴やきちがい親父がいる家に生まれたということ自体がハンディなのに、こういう他人も、ハンディになる。他人に対して「そのうちに生まれることを選んだ」と言いやがる他人。こんなろくでもないやつらがいる社会。こんなろくでもない生き物がいる世界。なんだ?そりゃ??
1度の水につかっているやつに対して、「摂氏1度の水につかることを選んで生まれてきた」と言って、まるで、なにも感じない他人……。そういう生き物。
「そのうちに生まれることを選んだ」と言う他人は、どうかしている。人間としてのこころがない。けど、こういうやつらは、自分が『高次元人』だと思っている。「たましいのくらいがたかい」と思っている。「世界の秘密を知っている」と思っている。思っている。思っている。思っている。けど、他人に対する思いやりは、まったくないんだよな。とくいがって、そういうことを言いやがって。そういう決めつけが、どれだけ人を傷つけるのかまったくわかってない。そして、本人は、「事実だ」ということに自信があるのだろうけど、「妄想」にすぎない。その人が、霊界や、生まれかわりを信じているだけなのである。そして、勝手に他人のたましいの勝ちを決めつける。勝手に、他人の人生の勝ちを決めつける。すべての不条理が、自己責任になってしまう。すべての悪が、肯定される。「それは、学びのために必要だったんだ」「たましいが、学ぶために、そういう家を選んで生まれてきたんだ」……こういふうに、自分の人生について考えるのは、かまわない。本人の妄想を本人の人生に適応しているだけだからだ。けど、他人の人生の上に適応して、妄想なのに、あたかも「事実だ」と思って言うということは……そういう発言を他者に投げかけるということは、よくないことだ。よくないことだ。けど、この「よくないことだ」ということが、こういう人たちにはわからない。決めつけて、得意がっている。