しかし、こんなつまらない人生、あるか?
ヘビメタ騒音。
ヘビメタ騒音の雰囲気しかしない。
きちがいが、頑固に鳴らしている。
どれだけ言っても、なんとも思わずに鳴らしている。
こっちは、鳴ってないときの人間関係を含めて、ボロボロだよ。
こんなの、あるか?
きちがいの維持が、みんなわかってない。
きちがいの感覚が、みんなわかってない。
きちがい家族のことが、みんなわかってない。
常識で考えて、常識をおしつけるな!!
どれだけ、頭がおかしいか、みんなわかってないんだよ。
うちの兄貴と、親父が、どれだけ、へんな感覚で生きているかわかってない。
みんな、わかってない。
俺が、文句を言われる。
こんなの、ない。
いい人も、含めて、俺に無理難題をおしつけてくる。
いい人は、いいアドバイスをしてやった、と思っている。
きちがい家族のことがまったくわかってない。
『そんなことが成り立つなら、苦労してない』……そう思うアドバイスばっかりだ。
わかってないから、できるアドバイス。
た、こういう人たちは、けっきょくのところ、ヘビメタ騒音が毎日積もった場合の、からだの状態がわかってない。わかってないこと、ばかりだ。
けど、自分の考えには自信があるので、ずれた、アドバイスをしてくることになる。そういう溝ができてしまう。きちがい兄貴が、きちがい的な意地で毎日毎日、でかい音でヘビメタを鳴らすと、そういう溝が、不可避的に生じてしまう。
そして、その溝に気がついているのは、自分だけ……俺だけなのである。なので、状態は、もっとくるしくなる。
そういうことの繰り返しで、いいわけがないだろ。
世間的ないい人は、けっきょくのところ、きちがいヘビメタ騒音を経験してないし、きちがい兄貴の性格もわかってない。きちがい兄貴の感覚がわかってない。
きちがい的な兄貴が……家族が、きちがい的な意地で、つねに「常識はずれの騒音」を鳴らしているということが、わかってない。そういうことからしょうじる……不可避的なからだの変化がわかってない。
「そんなのは、自己責任」「過去は関係がない」「だいじょうぶだ、だいじょうぶだと言えば、だいじょうぶだ」「元気だ元気だと言えば、元気になる」「楽しい楽しいと言えば、楽しくなる」「人間は働くべきだ」「人生で起こることは決まっている」「自分が選んで、その家に生まれてきた」……そういうレベルのことしか言わない。
そういうレベルのくそ発言を聞かされて、こっちがどういう気持になるか、まったく、わかってないな。きちがい兄貴との関係、きちがい親父との関係を考えれば、わかる。
きちがい兄貴というものがわかってないから、わからない。
きちがい親父というものが、根本的にわかってないからそうなる。
常識的な人は、けっきょく、きちがい家族にやられたわけじゃない。どれだけトラブルがあっととしても、常識的な人同士のトラブルだ。次元がちがうんだよ。次元がちがう。