いろいろなシーンを思い出すけど、どれもこれもだめだ。ヘビメタ騒音で、全部が、くもっている。この「くも」が濃いんだよな。「鳴っているときだけ、うるさくて、不愉快になるけど、鳴り終わったら関係がない」と考えている人は、ほんとうに、だめなやつだと思う。そういうレベルの「不愉快さ」で俺のヘビメタ騒音を判断するな!!
「そういうレベルじゃない」とずっと言っているだろ。「そういうレベルじゃない」と言ったあとも、「たいしたことがない」という考え方を保持ている。ヘビメタが鳴り終わったあと、どれだけくるしいか、わかってないな。わかってない。それが毎日続いたらどういうことになるか、わかってないな。鳴っているときだけ、うるさくてこまるというレベルのことで、こんなに悩むわけがないだろ。
普通の人はそういうレベルの騒音しか経験してない。だから、わからない。わからないやつに、どれだけ言っても、わからないままだ。そういうレベルの経験しかないのだから「なまいき」なことを言う。自分が経験してないから、「その影響」を過小評価して、「そうであっても、これこれができる」「自分ならできる」ということを言う。生意気だろ。生意気だよ。ふざけんな!
きちがい的な兄貴が……きちがい的なレベルで感覚器を書き換えてしまう兄貴が……まるで気にしないで、きちがいヘビメタをものすごい意地で鳴らしたからこうなる。一日のなかで鳴らし続ける時間が長いからこうなる。きちがい兄貴の人生なかで、鳴らし続けた期間が長いからこうなる。だれも、そんなきちがい的な「兄貴」なんていない。どうして、俺だけ、そうなる?
神様、云々のことだけど、神様というのは、初期値を設定しているだけで、すべてを、決定しているわけじゃない。その人がどういう一生をおくって死ぬか、生まれたときから……あるいは、生まれる前から決まっているということを言っている人がいるけど、それはない。
それから、神様という場合、その神様がどういう神様なのか、問題になる。人間をつくった生命体が神様だとする……。その場合、その神様をつくった神様が問題になる。神様が自然に生まれてきたように、人間だって、自然に生まれてきたかもしれないのだ。人間や、その神様……人間をつくるような神様をうみだすような宇宙的なしくみのことを、神様、と言う場合もある。宇宙的なしくみ自体のことを神様というのであれば、その通りだと思う。しかし、そういう神様は、個々の具体的な個人について……人間存在について……いちいち、人生のなかでどういう経験をするのか、設計しているとは思えない。そういうものではなくて、「うみだすもの」でしかないからだ。これ、けっこう、無作為に決まっているんだよ。個人にとっては、もちろん、「初期設定」は重要なんだけど、そういう存在にとっては、個々人の「初期設定」なんて、重要じゃない。どういう生命体が、どういうことを経験するのかなんて、そんなのは、まったく気にもとめない。無数の生命体があるわけだからさ……。無数と言っても、かぞえることができないというだけで、その瞬間、有限の生命体があるのだろう。かぞえられないけどね。それを、かぞえることができる生命体なんているはずがない。瞬時に、宇宙のすべての生命体をかぞえる? 無理でしょ。その生命体が、認識できる範囲の生命体の数をかぞえることは、瞬間を瞬間として考えず、ある程度の時間の長さをもった瞬間だと考えれば、できないことはないと思う。けど、それは、その生命体が、認識できる範囲でかぞえているにすぎない。
ともかく、その個人である必然性や、その個人である必要性がなくなってしまうのだ……。無数で、無限回なのだから……。
自分の人生になにか「意味」をもたせたい人が、「まなび」を夢想するのである。