反・反ワクの人が、「ちゃんとした証拠」と言った場合、「ちゃんとした証拠」というのが、なにを意味しているかというと、権威がある機関が出した証拠ということを意味しているのだ。
今回の場合は、そういうものはないということになる。どうしてなら、権威がある機関は、つねに、デマを流すからだ。そして、個人的なちゃんとしてない機関が、本当の情報を流すということになる。
反・反ワクの人にとってみれば、どこどこの研究者が個人的に出した情報はデマだということになる。
しかし、今回、権威側は、国民をだまして、ワクチンを打たせたいわけなのだから、ワクチンに関するネガティブな証拠というものは、出さないように気を使っている。日本は、法治国家で憲法が基本的な人権を保障しているので、「言い訳」程度には出すけど、それは、あくまでも、まずいことになった場合の「保険」だ。
いまだって、「九〇%の職員がワクチンをうけていません」とか、「ワクチンは強制ではなくて、任意です」ということを厚労省が言っている。
けど、それだとすると、ワクパスなどは、やはり、違憲政策だということになってしまうのである。どうしてなら、任意だから。参加をお願いしている状態なので、参加したかどうかで差別するのは、基本的な人権に違反する政策だということになる。
話をもとにもどす。反・反ワクの人にとって、ちゃんとした証拠というのは、権威がある機関が出した証拠ということだから、そんなものはないということになる。
製薬会社と国との契約で、ワクチンのなかみを公開しないというものがあったとしたら、ワクチンのなかみを公開できない。ワクチンのなかみは、個人的な研究者や小さな機関が公開するしかない。しかし、それは、危険がともなうことなのである。
反・反ワクの人は、個人的な研究者や小さな機関が公開した場合は、「そんな、小さなところが出した情報なんて、デマに決まっている」と考えてしまう。そもそも、こういう情報に、反・反ワクの人が到達することはない。
そりゃ、権威がある機関が出した情報にしかふれていないのだから、そうなる。もしかりに、個人的な研究者や小さな機関が公開する情報にふれた場合は、すぐに、「そんなのはデマだ」と判断してしまう。なので、まず、個人的な研究者や小さな機関が公開する情報にふれることがないし、かりにたまたまそういう情報にふれたとしても……目にしたとしても……熟慮することなく、デマだと判断してしまう。
反・反ワクの人は、権威のある機関が、本当の情報を公開するまでは、本当の情報にはたどりつけないということになる。今回の計画を立てた人たちは、そんなことは、最初から見越している。