経済ニュース専門の二か国語放送ってないかな。むかしは、日経であったんだけどな。けど、あれは、コマーシャルが多すぎた。たとえばの話だけど、サーモテが二か国語放送になってくれるとうれしいな。サーモテみたいなものでいいんだよ。経済ニュースがいい。ほんとうは、一般的なニュースは見たくない。聴きたくない。けど、英語を聴きたいので、コマーシャルなしのNHKニュースを見ている。(たいていは、音声だけ聴いている)。
そうすると、いじめの話や、アフガニスタンの難民の話などを聴いてしまう。ほんとう、かわいそう。ほんとうに、ゆるせない。特に、いじめの話はゆるせない。ゆるせないものを感じる。感じる。けど、画面の前で怒ってたって、なにもならない。ほんとうに、あの中学二年生の人がかわいそう。10人でいじめていたそうだ。そして、学校が、いじめる側に立ってしまっている。これは、まずい。けど、今はそうなんだよな。自己責任論とか「受け止め方の問題」というような認知療法の理論が、いじめられた人間のほうを攻撃するんだよ。「あいつは気にくわない」と思っても、攻撃しない人は、いい人。「あいつは気にくわない」と思って攻撃する人は悪い人。それも、正面切って攻撃するわけではなくて、見えないところで攻撃する。こんなのは、よくない。けど、攻撃されている人にかかわるのは、まずいということになってしまう。普通の人がそう判断する。そうなると、もうだめだ。「やられたやつが悪い」「いじめられたやつが悪い」ということになってしまう。これが、今の日本社会だ。精神世界の人も、「すべては受け止め方の問題」「どんなにつらくても、ニコニコしていれば、しあわせがやってくる(つらい顔をするともっとつらいことが起こるようになるぞ)」「相手をかえるのではなくて、自分をかえよう」などと、攻撃をする。攻撃しているつもり、ないでしょ。攻撃してるんだよ。さらに、そういう言い方に文句を言えば、「物事にはいい面と悪い面があるのに、悪い面を見るからいけないんだ」とか「被害者意識ばっかり」というような攻撃を受ける。この、最後の「被害者意識ばっかり」というのは、まるで、あらしのあおり行為のようなものだ。完全に言いがかりなのである。