中古マンションを買うとなると、いろいろな手続きをしなければならなくなる。めんどい。しかし、いま、洗濯機のところまで行って、買ってきたところなのだけど、首がかゆくなった。もう、ダニやネズミとの戦いにはあきた。むり。けど、引っ越すにしろ、ネズミ屋敷にはできない。近所から、苦情がくる。引っ越したら、なるべく早く解体して、更地にしなければならない。
さっき、カードをなくしたかと思って探していたわけだけど、もうなんか、すべてがいやなんだよな。頭に熱がこもっているというか、頭が混乱しているというか、ともかく、いやな気分なわけ。手続き事項が、ほんとうに、いやなの。いやなんだよ。ネズミやダニの問題がおさまるなら、こっちにいるほうが、手続き事項が少ないので、こっちにいるほうがいい。しかし、おさまるかどうかだよ。こっちにいる場合、時間の問題で、外壁の修理をしなければならない。 そういうことに関しても、めんどうだということが言える。
ずっと横になってたい。動きたくない。手続き事項をしたくない。動きたくない。休んでいるうちに、体力が回復してくれればよいのだけど、体力がなかなか回復しない。ネズミとダニに、追いやられている感じだ。ネズミとダニの問題がなければ、体力を回復するための時間を確保できるのに、それができない。
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首と書いたけど、顎のあたりもかゆくなった。もう、まるまるまる。なんか、大雨が降るみたいだ。けど、ちょっとだけコースを外れているからだいじょうぶだ。隣の市がけっこうやばいみたい。いままで、こんなことはなかったけどなぁ。
風呂をたてた。風呂に入る。で、問題はそのあとだ。どのみち、近いうちに、バルサンをたく。天気が良くなってからだけど……。もう一回、殺虫剤をまこうかな。おなじ殺虫剤を使っているので、耐性がついているやつが活躍しているのかもしれない。そうなると、あの殺虫剤ではダメだということになる。あとは、本籍をうつさずに、こっちにずっと本籍を置いておくかたちで、引っ越すかなと思っている。けど、税金のことを考えると、それは、やらないほうがいい方法だ。あとは、二か所のいろいろを保持しなければならないわけだから、やっぱり、よけいにカネがかかる。けど、カネの問題じゃない。ダニとネズミの問題だ。
顎がかゆい。
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ほんとう、つまらない人生。夜、考えていることが、ヘビメタ騒音やヘビメタ騒音から生じたトラブルのことばかりだ。これ、他人にわからないからな。他人にはぜったいわからない。あー、腕がかゆい。たぶん、風呂に入ってるときにやられた感じがする。風呂場もやんなきゃダメか。殺虫剤がちょっとでもかかった風呂なんか使いたくないよ。
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殺虫剤をお盛大にかけてきた。お勝手と、居間と、もう一つの部屋にかけてきた。空中に向けて、殺虫剤をまいている。霧のように殺虫剤の粒がまっている。ズボンのほうにもついたかもしれない。寝巻はあったかな?
ともかく、ひととちがう。普通は家族は助け合うものだろ。よその人にやられたら、少しは助けるだろ。ところが、うちのやつは、家族がよそのやつよりも一万倍ぐらも、攻撃してくる。しかも、わかってないから、本人はつもりがないという状態だ。これ、言いようがないんだよな。で、ぼくが夜考えていることというのは、こういうことだ。もっと詳しいバージョンね。
足のひっぱり方が並じゃない。ダメージの与え方が並じゃない。死にものぐるいになって、一日にあたえることができる、最大限のダメージを、あたえている。きちがい親父にしてみれば、家族ぜんぶ。きちがい兄貴にしてみれば、弟とおかあさん。「うるさくして、弟の勉強の邪魔をしてやろう」と思ってなければ、どれだけうるさくしたって、「邪魔なんかしてない」ということになってしまうのである。そういうふうに思ったら、こっちが何万回、言ったってむだだ。で、こういう態度が、まさしく、親父の態度なのである。兄貴が親父の態度で、ヘビメタを鳴らした。きちがい親父のやり方で、きちがい兄貴がヘビメタを鳴らした。きちがい兄貴が騒音でやっていたとは、それまで、きちがい親父がきちがい行為でずっとやってきたことだ。 同じなのである。両方とも、ほかの人の理解の範囲にない。ほかの人は、きちがい兄貴やきちがい親父のような人間ではない、人間と一緒に住んでいる。ほかのつとは、きちがい兄貴やきちがい親父のような人間が、家族ではない。だから、わからない。
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自分が認めたくないことは、発狂して否認すれば、やってないことになってしまうのだ。これ、ずっと続くわけだから……。そういう回路が頭のなかにある。いつも、認めたくないことにふれられると、その回路のスイッチが入って、同じように反応して、同じように否認する。そうしたら、もう、本人はその瞬間から、関係がない人になってしまう。そして、「やりたいことはやりたいことなので」やり続ける。だから、どれだけ、「その迷惑行為をやめろ」とこっちが言っても、きちがい兄貴やきちがい親父はやめない。一日中頑固にやったとしても、毎回、頑固にやったとしても、本人は「やってないつもり」のままだ。「やってないつもりのまま」一日中やってしまう。回路がそうなんだよ。まったく矛盾を感じない。本人だけはまったく矛盾を感じない。一回一回、全部、切れている。一回目が終わったら、〇ロ回目になってしまう。だから、何十万回、こだわってやったとしても、〇回だ。本人のなかでは、ゼロ回。やってないことになっている。それで矛盾を感じない。矛盾なんて感じたら、やれなくなってしまうだろ。親父における、きちがい的な意地で怒り狂うことだって、兄貴における、きちがい的な意地でヘビメタを鳴らすことだって、おなじなんだよ。一回一回、切れているから、毎回毎回やってないことになってしまう。だから、どれだけ長い期間やっていても、やってないということなってしまう。
こんなの、ほかの人にわかるわけがない。「ちゃんと言えばつたわる」などと、こまっている人が言われてしまう。そうすると、さらにこまることになる。で、相手が誤解するようなことばかりするんだよ。きちがい兄貴もきちがい親父も、そうだ。なぜか、ほかの人が誤解をすることばかりする。手口、なんだよ。きちがい回路が発動してやったことは、ほんとうに、ほかの人から、誤解をされて、迷惑行為をされた人が、わるい人にされてしまう。できない人にされてしまう。そりゃ、「ちゃんと言えばわかってくれるのに、ちゃんと言わないからダメなんだ」ということになったら、「ちゃんと言えない人なのだ」と認知しているということになるだろ。いちおう、おぎなって書くと「ちゃんと言えば(お兄さんはわかってくれるのに)あなた(エイリ)がちゃんと言わないからダメなんだ」と考えている人がいるとする。その人の頭のなかでは、エイリさんは、説明能力がないということになってしまっている。エイリさんの「説明のしかた」が悪いから……(お兄さんは)わからないのだと、相手が考えているということは、相手は、お兄さんの理解力は普通で、エイリさんの説明能力が低いと考えていることになる。相手というのは、ぼくの話し相手だ。で、こういうことは、親父とのことでもいっぱいあったの。いまだって、理解力がない人が、そう考えているよ。だから、理解力がないばかにばかにされるということだ。