朝の光があふれているのだけど、ヘビメタ騒音で憂鬱だ。俺がこの光の中、どれだけ、くるしい思いをしてきたか。とっくのとうに、おしまい、だったんだよ。むりができない状態になっていた。けど、むりをして、学校に通っていた。前日の午後11時11分まで、激しい音でヘビメタが鳴っている状態だと、どれだけ朝がつらいか、ほかの人にはわからない。午後11時11分には鳴り終わるけど、鳴り終わったら眠れるというわけではない。発狂して、疲れ果てているのに、眠れない。何時間もヘビメタを鳴らされ続けると、脳みそが「やかれて」眠れなくなる。眠れないまま、夜中の12時、午前1時、午前2時、午前3時と時間がたった時の、状態が、絶望的なのである。ヨソの人は……経験したことがない人は……午後11時11分に鳴り終わったなら、眠れると考えてしまう。なり終わって静かになったのだから眠れると思ってしまう。眠れないなら、エイリさんが夜更かしをしようと思って夜更かしをしているのとおなじだと考えてしまう。これが全部、考え違いなんだよ。騒音が鳴り終わったあと、眠れないというのは、深刻な問題だ。無視できる問題じゃない。こういうとこからして、人から誤解を受ける。そして、そういう……普通の人が普通にする誤解というのは、かなりこたえる。はっきり言ってしまえば、自殺に追い込むだけのちからがある。そういう力があるのに、ヨソの人たちは、気がつかない。どうしてかというと「鳴り終わったなら眠れるはずだ」と思っているからだ。鳴り終わったのに眠れないなんていうのはない。鳴り終わったのにもかかわらず、眠らないのは、エイリさんの自己責任だ。エイリさんの選択したことだと思ってしまうからだ。一日だけならいい、けど、日曜日も夏休みも含めて、すべての日、眠れない状態だと、生きているのがものすごくくるしくなる。一日や1か月の問題じゃないんだよ。工事で眠れなかったと言っても、工事は続かないだろ。そして、きちがい兄貴は、趣味でやっているけど、工事は趣味でやっているわけではない。公益性がある。そして、時間的な配慮がある。兄貴のヘビメタ騒音と工事の騒音をおなじようなものだと考える人がいるのだけどちがう。そして、兄貴のヘビメタ騒音と工事の騒音をおなじようなものだと考える人に、「工事の騒音と兄貴のヘビメタ騒音はちがう」ということを言うと、みんな、不愉快そうな顔をする。「おなじだ」と怒って反論してくる。けど、ちがう。しかし、きちがい兄貴が、ほかの人が理解できないような意地で、普通の家では絶対にありえないようなでかい音で、ヘビメタを鳴らさなかったら、ぼくとヨソの人のあいだで、「兄貴のヘビメタ騒音と工事の騒音をおなじようなものなのかどうか」ということについて、あらそうということがなかったと思う。これ、きちがい家族にやられている人の「特徴」なんだけど、ヨソの人から、誤解される。ヨソの人がむしろ、きちがい家族側に立ってものを言うようなことになる。きちがい家族は、認知がずれているので、「やったってやってない」ということになっている。きちがい家族は、きちがい的な意地でやったことを、きちがい的な意地で否定することろがある。「うちの人しかわからない状態」になる。これが、きつい。これも、きつい。きついんだよ。佐藤やユウキのような常識的な人は、これがまったくわかってない。どんだけ、普通に誤解をするか。誤解をして『きちがい家族に』やられているほうを追いつめるか? なにが、人権だよ? ふざけるな!!!