そこそこ、活動できるような状態になってきた。
けど、つまんない。やらなきゃならないことがあるけど、やりたくない。おもしろくない。
まじめに生きてきた俺が、こんな思いをするようになるんだからなぁ。こんなのはない。
気違い兄貴を殺してでも、自分のしあわせを追求するべきだったんだ。ぉれがずっとやられ続けた。気違い兄貴は気違いだからやっている最中も、やっているつもりがない。どれだけ言われたって、なにも認めない。怒っているときの気違いおやじと同じ状態なんだよな。自分だってやられたら、わかるのに……。腹を立ててたのに……。同じことを折れにしやがって……。ともかく、本人がものすごくでかい音で鳴らしたいなら、どれだけ、でかい音で鳴らしても、たいした音じゃないんだよ。もう、知覚・感覚を言い換えてそう思ってしまう。気違い兄貴がたいした音じゃないと思っている音で、他の音が鳴ってたらどうなんだよ。あの音のでかさだったら、一秒で怒るだろ。そういう音のでかさだ。けど、自分が思いっきり鳴らしたいなら、これは普通の音だということになってしまう。これは特別にでかい音じゃないということになってしまう。自己催眠でそう思ってしまう。
しかも、自己催眠をかけたつもりがない。
意識的にはそんなことをしているつもりがないのである。けど、気違いおやじのように、あるいは、まるまるまるまる症患者のように絶対の意地で信じているのだ。だから、本心から、やってないつもりだ。本心からやってないつもりで、頑固にやり続けることができる。どれだけ言われたって、わからないんだよ。わからなければ、どれだけやってたって、やったことになってないんだよ。そういう脳みその状態がずっと成り立ってしまう。
自分だっておやじにやられたら、一回だけで腹が立って腹が立って仕方がない状態になってしまうのに、同じことを、毎日毎日、何回も何回も俺にやりやがって!! しかも、おやじのように他の人には理解できないのである。おまえ、気違い兄貴、おやじがおやじのしくみで、理解せずに怒り狂って、使えないハンダゴテを押しつけたのに、まわりの人が「おまえ(兄貴)の説明のしかたが悪かったんだ(だから、おやじさんが理解できなかったんだ)」と言ったときのくやしさを忘れたのか? まあ、そんなの覚えてたって、結びつかないけどな。ともかく、気違い的な意地で頑固にやったことは、気違い的な意地で頑固に認めないのである。認めないということも認めないということになってしまうので、合わせ鏡のようにきりがない。人から、誤解される。
佐藤や他の人には気違い兄貴の気違い的な態度がわからない。気違い的な知覚がわかない。だから、「エイリさんが(お兄さんに)言わなかったからだめなんだ」ということになってしまう。こういうことが、気違い家族にやられた人をどれだけ、傷つけるか、おまえらはわかってない。おまえらは、わかってない。やられた人を傷つけるように、まわりの人が動く。ボケた発言をする。けど、もちろん、ボケた発言したとは思ってないのである。だから、「そんなんじゃないと言っているだろ。ボケた発言をするな」と俺が正直に言ってしまえば、そいつらは、腹をたてるのである。そうなると、「エイリさんがちゃんと言わなかったからだめなんじゃないの」ということを言っただけなのに、そんなに怒って……やはり、エイリさんはコミュ障だ」と、思ってしまう。思う……ようになるのではないかなぁ~~~。まあ、「それは違います」と丁寧に言ったあと、ここで書いているようなことを説明しても、そいつらは、信じない。半信半疑だ。気違いおやじや気違い兄貴のような人がいるということを信じない。だから、俺が嘘を言っていると思ってしまうのだ。まあ、ぼくの場合、「ボケた発言をするな」とは本当は、言わない。けど、ちゃんと説明しても、たいしてかわらないんだよね。