まあ、みんな、俺の状態はわかんないよね。
俺も、みんなの状態がわかるわけじゃないしね。
くらべてもしかたがないのは、わかるけど、ね。
中学の時、トラブった友達に、ヘビメタ騒音のことは言わなかったのだけど、どうしても、……どうしても、むりだったと言いたくなるんだよね。あのとき、どうしても、ヘビメタ騒音でできないということを、説明したかった。いろいろなトラブルがあるんだよ。ヘビメタ騒音でどうしてもできない。ヘビメタ騒音でどうしてもよゆうがないから、そういうことになってしまったということが、あった。で、その場合、ヘビメタ騒音でどうしてもできないということを考えないと、俺のほうが悪いんだよね。ヘビメタ騒音でどうしても追い出されてしまって……時間も能力も追い出されてしまって、よゆうがない。すべてのことに、それが影響する。このすべてのこと、というのは、イ・ラショナルじゃない。非・合理的な思考じゃない。だって、その後のことが、全部、影響を受ける。でも、ヘビメタ騒音の切迫さ、どうしょうもなさ、というのは、他の人にはわからない。これ、言った場合も同じなんだよね。「そんな騒音が鳴っているならしかたがない」ということにはならない。もう、トラブルが発生しているから……。相手の気持や相手の都合をぼくがつぶしているから……。どーーしても、ヘビメタ騒音でそうなってしまう……ことがあった。言った場合も、言わなかった場合も、大差がない。けど、まるまるくん(A君)のことに関しては、言っておきたかったな。あれは、ほんとう、ぼくの側の失敗。けど、どーーしても、ヘビメタ騒音で押し出されてしまう。よゆうがない。どうしてもできない。「できない」ということが、やはり、わからないと思う。そりゃ、ヘビメタ騒音が鳴ってなければ、よゆうでできることだからな。
ヘビメタ騒音でいっぱいいっぱいだから、普通なら、「こうしておこう」ということが、できない。どーしても、できない。へんな感じで、浮かれているように思われるんだろうなぁ。あれ、ほんとう、まずかったなぁ。迷惑をかけた。A君はどうしているかな? まあ、俺のことは忘れているだろうな。ヘビメタ騒音が鳴ってなきゃ、絶対にそんなことにならない……というとが、起こってしまう。
ヘビメタ騒音を抜かして考えれば、こっちが悪いケースというのが俺をくるしめる。けど、ヘビメタ騒音で「全般的に、できなくなる」。佐藤の誤解は、俺が無職になってからはじまったことじゃない。もちろん、佐藤にあったとき、俺が無職だから、あいつがいろいろと誤解をして、あらぬ説教をし始めたのだけど……。けど、それは、むかしからそうなんだよ。俺が小学生の時からそうなの……。
特に、中学生の時は、そういうトラブルが、多かった。そうならざるをえない。ヘビメタ騒音でそうならざるをえない。けど、他の人には……小学時代からぼくがリアルであった他の人には……そこが見えない。ヘビメタ騒音が見えないし、ヘビメタ騒音で……そうならざるをえないということが見えない。そうならざるをえないということが見えないということは、けっきょく、俺がサボりたいからそうしているように見えてしまう。俺がふてぶてしいからそうしているように見えてしまう。
ヘビメタで眠れなくなるということは、すべてのことが「おざなりになる」ということだ。ものすごくピンチで、できない。そりゃ、恋愛だってそうなんだよ。俺が、声をかけてくれた女の子に……。ヘビメタ騒音でどうしてもうまくいかない。
これ、本当に普通の人は、騒音の問題と言うと、鳴っているときだけ問題があるように思ってしまうのだ。実際には、眠れなくなって、日中、ぼろぼろになる。すべての意欲がさがって……普通の要求水準を満たさなくなって……いろいろなトラブルが生じる。そりゃ、よゆうがあったらできることでも、まったく、できなくなるし、やろうという気すら起こらなくなるから、関わっている他者とトラブルが生じやすくなる。実際に生じる。