やっぱり、ヘビメタ騒音で人から誤解される。誤解されざるを得ない。けど、そういうことになるということが、これまた、ほかの人にはわからない。経験してないからわからない。
きちがい兄貴の騒音感覚が、また、ドハズレ、ケタハズレなんだよな。そこでも、ぼくは、ほかの人から誤解を受ける。佐藤は、俺にたいしていろいろと間違った認識を持ったけど、それは、佐藤が思い描くヘビメタ騒音と俺が実際に経験したヘビメタ騒音がちがいすぎるからなのだ。
ああっ、いま、2020年06月25日17時37分10秒
夕方の五時半。ものすごい、音でヘビメタが鳴っていた。ここは、あの気違い空間だった。気違い兄貴の態度がおかしいし、騒音に対する感覚がおかしい。自分の騒音に対する感覚がおかしいだけで他の人の出す騒音に対しては普通の感覚を持っているのだけど……。(気違い兄貴は)真っ赤な顔をして、怒ったあとは、気違いオヤジのようにまったく関係がない人になってしまっているんだろうな。発狂的な意地でやり続けるけど、本人は、やってないのと同じ気持ちなんだよな。こういう態度は、他の人に説明してもわからない。だいたいオヤジの態度だって、他の人にはわからない。
気違い兄貴や気違いオヤジの問題なのに……やられた俺が他の人から、誤解されて、悪く言われる。こんなのは、ない。俺は、まるまるまるまる。
ほんとうに、生きている間、誤解を受けっぱなしでいやだな。他の人は経験したことがないから、ヘビメタ騒音が与えている影響というものがわからない。一日の範囲で与える影響も、人生の範囲で与える影響もわからない。それは、親友だろうが母親だろうがわからない。横の部屋で、鳴らされていたのは俺だけだ。床続き」で鳴らされていたのは俺だけだ。ほんとうに、僕の部屋で鳴らしているようなものなんだよな。あれだけでかい音で鳴らすと、一枚の壁の効果は果てしなく小さなって、まるで、自分の部屋で鳴らしているのと同じ状態になる。兄貴の友達が『こんなにでかい音で鳴らしたことがない』と言ったのだけど、そういう音だ。この兄貴の友達は、ヘビメタが好きな人だ。その人が、最初の一分間で「こんなでかい音で鳴らしたことがない」と言ってしまうほどでかい音なんだよ。
他の人は、「はなしのつうじなさ」という点について誤解している。兄貴が普通の人だと思っている。だから、「ちゃんと言えばつうじる」と思ってしまう。それがまちがいんだよな。気違い兄貴も、気違い親父も、普通の状態じゃない。頭がおかしい状態でやる。「やるな」ということを言われたら、発狂して、夢中になってやり続けて、「やってないつもり」になってしまう。毎回同じだ。毎日同じだ。こういうのが、ほんとうに、生活感覚的に、わかってない。他の人は、こういう人間がいるということが生活感覚的にわかってない。
気違い的な意地でやったことは、気違い的な意地で否定する。それが兄貴と親父だ。毎日、何時間やったって、そうだ。まるで自分がやってないから関係がない……というような態度のままやり続ける。たぶん、ほんとうに「やってないつもり」「やってない気持ち」が成り立っている。何万回言われたって、『関係がない人』のままなんだよ。張本人なのに。……気違い兄貴や気違い親父がやりたいからやっていることなのに……。だれも、気違い兄貴や気違い親父に矯正していることじゃないのに……。自分がやりたいから、意地になってやっていることなのに、まるで、関係がない人のつもりでいる。やってないのと同じ気分でいる。まったくやってない人……事実としてそういうことをしなかった人の態度なんだよ。気分なんだよ。本当は、気違い的な意地でやっているのに……。やめさせられそうになったら、発狂してやり続ける。けど、「つもりがない」。やったという認識がまったく成り立ってない。まったく関係がない人のままでいる。張本人なのに……。本人がこだわって、こだわって、譲らずにやりきったことなのに……。やってないつもりでいる。頭がおかしい。
本人にとって都合がいいように、狂っているんだよな。やりつづけるけどやったことになってない……都合がいいだろ。やりたいことは絶対の意地でやるけど、責任は絶対に取らないわけだから。関与すら認めないわけだから。関与を認めないまま、やり続けるわけだから、自分にって都合がいい。止められたら……「やめてくれ」と言われたら、発狂してやり続けて、やり続けたということを忘れてしまう。これは、便宜上『忘れてしまう』と書いたけど、本当は「やった」という認識が成り立ってない。認識が成り立ってないわけだから、『忘れた』わけではないのだ。けど、ここらへのことは、他の人にはわからない。他の人がわからないようなへんなしくみを利用して、やり続ける。けど、やったのが本人ではないような感覚が成り立っている。「やめろ」と言われたのに、こだわってやり続けたという記憶がない状態が成り立っている。