「どうにかしないとやばいな」というのはあるけど、動けない。「どうにかしなければ」と思いながら、なにもしないまま時間だけがすぎていく。
たとえば、リアルであっている人がいたとして、その人にはぼくの内面の崩壊がわからない。
騒音問題は、睡眠障害を含めてけっこう重たい問題なんだよ。睡眠障害で「うけ」が悪いよ。だいたい、これから眠るつもりなんだけど、ほんとうは、行かなきゃならないところがある。昼間あたり……。けど、俺は行かない。寝ているから。
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2019年12月11日07時16分15秒
ほんとうーーーに、つらかった。どれだけ、ぼくが「つらかった」と言っても、まったくつたわらないだろうけど、つらかった。で、この朝の感じが『リアル』なんだよね。この朝の感じはヘビメタ騒音の朝の感じだ。どれだけだれがなんと言おうと、つらいものはつらい。破滅破綻を感じるものは、破滅破綻を感じてしまう。長く続きすぎたんだよ。ヘビメタ騒音が長く続きすぎた。毎日続いた。毎日の経験の上にできあがった感覚は、否定できない。『破滅を感じる必要はない』と言ったって感じる。『破綻を感じる必要はない』と言ったって感じる。
気違い兄貴が、ほんとうに気違いモードで気違いヘビメタを鳴らした。ほんとうは、深刻な問題なんだけど、当事者ではない人にとっては、どうでもいい問題だ。どうでもいい問題だという意味で、『破滅を感じる必要性がない』のである。けど、どうだ。気違い兄貴が、気違い的な意地で、気違い的な感覚で、ヘビメタを鳴らすと、破滅を感じる。長いからな。一日のなかで長すぎる。だれもわからない。そりゃ、体調、くずれるよ。力が出ない体質になる。つかれやすい体質になる。どれだけ、よゆうがある時間だってめちゃくちゃだ。ズタボロだ。これは、ほんとうにヘビメタ騒音でそうなっている。『めちゃくちゃだと感じる必要がない』とか『ズタボロだと感じる必要がない』と言われて片づく問題じゃないんだよ。こういうことで、気違いヘビメタを体験してない普通の人と、敵対しなければならなくなるだろ。まあ、ついうっかり、敵対という言葉を使ってしまったから『敵対する必要はない』と言葉をかえされてしまうけど、少なくても、意見があわない。で、感覚的に、ぼくが言っていることがわからない。わからない上で、正論を吐く。だいたい、日本は、労働至上主義みたいなものがある。無職(*)のいうことは、なんだろうがまちがっているのである。そういう思いこみのほうをどうにかしろよ。無職は、むかしの非国民みたいなものなんだよ。いったん非国民になったら、どれだけいじめてもいいということになってしまう。いまだって、無職*であるならば、どれだけののしってもいいということが成り立っている。感覚として成り立っている。あるいは、下ののものとして説教していいという感覚が成り立っている。『無職なのだからしかたがない』という感覚が成り立っている。これは、『非国民なのだから、しかたがない』という感覚とおなじだ。
まあ、非国民のことはいいよ。これは、あとで書くよ。基本的には、なんて言うのかな? どうして、日本人なのに人間魚雷になった人の気持ちがわからないのかという問題がある。俺には棺桶と言われる魚雷につめこめられた人の気持ちがわかる。どうして、拒否できなかったのかわかる。どうして、逃亡できなかったのかわかる。これがわからずに、お国のためにすすんで人間魚雷になっていたという物語を考え出してしまうほうがどうかしている。
関係がないけど、
ヘビメタ騒音の朝なんて、『人間魚雷になる日の朝』とおなじなんだよ。
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みんな、気違い兄貴の意地がわかってない。みんな、気違い兄貴の感覚がわかってない。みんな、気違い兄貴の態度がわかってない。
どれだけこまるか。どれだけ、気違い兄貴が重症か、みんなわかってない。平日、一日六時間四〇分。日曜祭日、一日一三時間気違いヘビメタが鳴っていると、どれだけ苦しい生活になるかぜんぜんわかってない。みんなわかってない。
こいつらわかってないから、てきとうに『どれだけ鳴ってたって勉強ぐらいできる』とか『どれだけ鳴ってたって遅刻しないことは可能だ』というようなことを言う。自信を持って言うわけだからな。けど、そういう言うやつは、一日もヘビメタ騒音を経験してないし、一〇〇〇日、連続でヘビメタ騒音が毎日鳴った場合、どういうからだの状態になるかわかってない。
『そんなの、お兄さんに言えばいい』『言えばわかってくれる』『ちゃんといわないからだめなんだ』……。どれだけズレているか。
『人の悪口を言うのはよくない』『なおさら、家族の悪口を言うのはよくない』……。悪口? おまえ、どんだけ。