まあ、書けない。いまは、書く気しない。ともかく、二年後に、取りに行くのが面倒でしかたがない。ちなみに、原付バイクには乗ってない。持ってもいない。ただ、証明書用に欲しかっただけだ。本当、レンタルビデオのカードを作るのにも、保険証を借りて持っていかなければならなかった。(いまは、保険証は個人カードだけど、むかしは、家族のカードというか、カードよりも四倍ぐらいでかい紙だった。ヘビメタ騒音で、無職なんだが、無職だと、レンタルビデオのカードを作るときも恥ずかしい思いをする。まあ、そのうち、レンタルビデオなんて、なくなってしまうかもしれないから、そのうち「この人、なに言ってんの?」なんて思われてしまうかもしれない。
原付バイクの免許をとったのは、パソコン資格用のテストを受けるためだった。保険証じゃだめだだったのである。それにしても、なにをするのも、無職というのは格好わるい。俺、絶対、きちがいヘビメタ騒音が一五年間も毎日続かなかったら、普通に働いて、普通に金を稼いでいただろうから、……なんというのか、こういう時も、きちがいヘビメタ騒音のことが、頭をよぎるのである。きちがい兄貴の、毎日の行為に腹が立つのである。そりゃ、「きちがいヘビメタ。きちがいヘビメタ……」ということになる。
本当に、ネットで荒らしさんに会って気がついたんだけど、きちがい兄貴のやりかたが、荒らし、そっくりなんだよな。自分がやっていることは、絶対認めない。認めずに、頑固にやりきる。なにを言っても、話が通じない。頑固にやり切ったことは、本人の中では「やってないこと」になっている。……ということが、ものすごく似ている。伝わらなさ、と、病的な頑固さが、そっくり。まあ、妄想とかはないんだけど。けど、ものすごくでかい音で鳴らして、「こんなのは普通の音」と言い換えてしまうのは、妄想に近いところがある。こっちが困るという話だって、普通に言えば、伝わるはずなんだけど、絶対に、どれだけ言っても、伝わらない。「わからない」という状態のままやり続ける。無視していることも無視するという形で、無視する。頑固に全部、「やりきる」のだけど、本人は常に「つもりかない」とか、そっくりなんだけど。迷惑行為を頑固にやって、迷惑行為だと認めない。逆上して、がんこにやっても、やったつもり、だけがない……こういうやつら、ほんとうに困る。すぐにでも、死んで欲しい。
きちがい兄貴が、ヘビメタを鳴らし始めて三日以内に死んでいたら……あるいは、まあ、半年以内に死んでいたら、俺、ちゃんと、高校も大学も受かって、普通に就職しているから~~。絶対。だから、そういうばあいは、レンタルビデオのカードを作るときに、恥ずかしい思いをしなくてすんだ。今の時間も、ぐっすり眠れていた。
一五年、毎日、やり切っても、本当に本人は「つもりがない」といった状態なんだからな。じゃ、やっている時に、「やめてくれ」といって通じるかというと、絶対に、通じない。頑固に自分が、当初決めた分だけ、なにがなんだろうがやりきる。当初決めた分だけって、ようするに、全部の時間鳴らすってことだよ。自分が鳴らせる時間は全部鳴らす。一秒だって、やめて静かにするということがない。入学試験前に、一二時間鳴らしていていも、まったくなにも、邪魔したつもりがない。人の足を引っ張ったつもりがない。俺は、散々言ったぞ。これ、本当にきちがいだから、「よそ」のひとに、責められれば、「しらなかった」なんて言い出すんだからな。知ってるよ。本当にきちがい。
まったく、「つもりなし」で、ひどいことをし続けることができる。本物のきちがい。これ、いまだって、わかってないんだからな。いまだって、わかってない。嫁さんに「これ、本当だったら、ひどいことだよぉ」なんて言われたって、ぜんぜん、ピンとこない。本人がやったんだけど、本人がやったんじゃないような気がしている。そういう状態で、頑固にやり切ったんだよ。こっちが言っていることを、一切合切認めずに、狂ったように、頑固に、鳴らしきった。常に、鳴らしてた。家にいる間、常に鳴らしていた。きちがい兄貴の部屋にいる間、常に、鳴らしてた。こっちが、中間期末試験中だろうが、入学試験だろうが、修学旅行の前だろうが、常に、頑固に鳴らしていた。絶対に、一分だって、やめない。やめて静かにするということが、一分もない。絶対の意地で、全部の時間鳴らした……これがほんとうの兄貴の姿なのに、兄貴が、まるで気付いてない。いまになれば、「そんなんだったのかなぁ」などと、思っている。けど、これ、いまになれば、というよりも、鳴らしている時ですら、そんな感じなのである。頑固に鳴らしきるのだけど、本人がやっているような気がしてないところがある。それは、責任を追及されたら、そういう感じになる。で、本人は、気楽に!どっかすっかどっかすっかどっかすっか鳴らしきるんだよな。