人間というのは、他人の条件を軽く見るものなのである。こっちのほうが、法則性がありそうだ。
まあ、他人の条件を重視する人もいる。
けど、その他人の条件を重視する人たちだって、もちろん、自分の条件のほうが、重要なのだ。実際の条件というのは、その人の暮らしを規定している。自分が一倍速で感じていることと、他人が一倍速で感じていることを、区別しない人間なんて、たぶん、いないと思う。
ともかく、言霊主義者や努力論者ではなくても、他人の条件は、軽視してしまうものなのである。他人が条件について述べた場合、文の意味だけはわるけど、自分が一倍速で体験していることではないので、自分にとっての意味合いが、ないに等しい。
ともかく、精神世界の人や社会人ではなくても、相手の条件は軽く見るか、無視してしまう。
何度も言うけど、こっちのほうが、法則性がありそうなことなんだよなぁ。
エンパスでHSPである人がいたとする。この人が、会社で普通に働くのは、たいへんだ。無理がたたって、こわれてしまうかもしれない。
その、エンパスでHSPである人でさえ、やはり、他人の条件は軽視してしまうところがある。実際に、他人ではないので、他人のようには感じることができないのだ。
けど、エンパスでHSPである人は、ほかの人よりも、他人の条件に敏感なのだ。気持ちがわかってしまう。この「(他人の)気持ちがわかってしまう」ということが、どれだけ呪いのような効果を発揮してしまうか、わかる人は少ないだろう。
手短に言うと、エンパスでHSPである人は、この世で働くとなると非常につかれてしまう。能力があっても、相当に働きにくい状態になる。
けど、普通の人が、エンパスでHSPである人に、理解を示すかというと、示さない。
働けなくなれば、「さぼっている」とみなして、攻撃してくる。
これが、世の中だ。
「人に親切にしましょう」とか「人がいやがることはやめましょう」とか……どの口で言っているんだろうと思う。